京都四条烏丸、滋賀栗東小柿の鍼灸院。2022年導入の最新式高性能レーザーをどこよりも受けやすい治療費で。不妊症、突発性難聴、円形脱毛症、顔面神経麻痺、各種運動器疾患で本院過去5000人以上の新患、毎年8000人の施術実績。

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症状の固定について

 とりわけ突発性難聴については、よく「固定」という言葉が使われます。治療は固定との戦いでもあると言えます。

 固定とは、治療によって回復傾向にあったものがいきなりなんの改善変化も見せなくなる瞬間です。治療はそれまでに行うべきであるので、発症したら速やかに対処されることをお勧めします。では具体的に、治療についてどのような注意が必要でしょうか。

1、治療に来られるタイミング
 一般的に発症してから2、3ヶ月で固定と言われていますが、私はもっと幅があると考えています。早いものでは発症直後、遅いものでは発症から1年以上後、というほど幅があると考えます。沢山の症例を分析してみると、発症から時を経ても、改善する場合があるからです。もちろん、その可能性は低くなっていきます。そして来院された時、すでに固定していた場合、これは私達だけでなく医師のよる治療も効果が期待できません。つまり治療効果としては「無効」となります。経験則的に、数回〜10回程度の治療で効果が無いのもは、固定しているとみなします。

2,治療後の経過と固定について
 治療開始後に改善が始まり、ある日改善が止まります。この時を固定とみなし、その時点までは効果があったので、これを改善とみなします。固定が来るまでに改善が終了したものを、治癒とみなします。

3,治療頻度について
 治療を開始して、固定が訪れるまでに、できる限りの改善を目指すことが肝要です。ですが、すでに固定しているのかしていないのか、それは数回〜十回程度の治療をしてみないと判別できません。最初は5日ごと〜一週間おきの治療をお勧めしますが、もしまだ固定していなくて改善が見込めそうなら、出来るだけ早期の回復を目指すので、治療の頻度を上げることをお勧めします。
 それはとりもなおさず、いつ訪れるか知れない固定の前に、精一杯改善しておかないと、固定したら最後、ほぼ聴力の改善は見込めないからです。

 耳鼻科での治療を経てから、当院の鍼灸レーザー併用療法を受ける方がほとんどですが、それらの改善率は半数を超えるくらいとなっています。来院時に固定してしまっていることが、最大の障害です。症例にありますように医師の診察を受けずに(こちらが勧めても受診されない)鍼灸で改善される方がありますが人数は少なく、従って耳鼻科の治療と鍼灸レーザー併用療法の優位性については、判断ができません。レーザーについてはこちらのページをご覧下さい。

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