京都四条烏丸、滋賀栗東小柿の鍼灸院。2022年導入の最新式高性能レーザーをどこよりも受けやすい治療費で。不妊症、突発性難聴、円形脱毛症、顔面神経麻痺、各種運動器疾患で本院過去5000人以上の新患、毎年8000人の施術実績。

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月経不順など婦人科疾患

 不妊症への鍼灸治療は、様々なところで普及しつつあるが、 その場合は産婦人科の治療を受けながら鍼灸も利用されるかたがほとんどです。 しかし生理痛で鎮痛剤の常用を止めたい、生理不順でホルモン治療を続けるのに抵抗がある、 また無月経で何度もカウフマン療法を繰り返しても結局は治らなかった、そういった方々が当院の鍼灸に通院され、どのように回復されたかをご紹介したいと思います。

月経不順、他 25才 大学院生
月経不順及び過多、間歇期不正出血。以上の症状が初潮以来ずっと継続。最近は時折正常。結婚を控え、こういった症状を正常に戻したい、とのことで来院。他に胃下垂によりゲップがひどい。低血圧性暗黒発作(立ちくらみ)。初診時(10/24)から週2回のペースで治療。運動不足で30分/日の散歩を指導。
 約1ヶ月後(治療計7回)で、胃下垂の症状、立ちくらみが改善。間歇期の出血が有意に減少。
 治療計14回で、正常な(過多でない)生理。
 治療計21回、次の生理も正常(5日間)。治療間隔を週1回にする。
 治療計25回、生理正常(5日間)。治療間隔を約10日毎にする。
 治療計28回、生理正常。 治療間隔を2週間毎にする。
 その後も生理正常。不正出血なし。他の症状も有意に改善。治療終了。
月経不順、うつ、他 29才 大学院生
 冷え性、うつ、左偏頭痛、生理異常(不順、過多、痛み強い)。
 この方ほどすべてに顕著にスピーディに治っていただいた方はない。
 ピルを長期服用していたほど生理不順で、うつのためにも抗うつ剤を服用中。また睡眠過剰と身体のだるさ。 それが、治療を始めると、自分で全ての服薬を勝手に中止したにもかかわらず、すべて改善。 3ヶ月後には、すべて完治を見た。来院の度に「こんなに快調でいいのでしょうか」 「生理がこんなに楽なものだったなんて・・・」を連発された。最初の訴えが全て消失してから、 2回の耳ツボ療法で、体重を3キロ減少させたことも、記憶に鮮明に残る。
妊娠時の神経痛、出産後のおなかのたるみの改善 29才 主婦
 近所の整形外科の先生より電話があり、「妊娠中の坐骨神経痛の患者さんで、薬が使えないので、 鍼灸で対応して欲しい」とのことで、即日来院。
 妊娠中は、リスク回避のために、出来る限り薬剤の使用を控えたいのは、医師、妊婦さん共に同じ気持ちである。そういった時に、副作用の無い鍼灸治療は非常に重宝される。この先生(整形外科医)は、 鍼灸に非常にご理解がある。こういった医師とうまく連携出来ることは患者さんにとっても非常に有益である。 ちなみに、当院からも、レントゲンや他の西洋医学的治療が必要な時にはそちらを受診してもらっている。 西洋東洋の枠にとらわれず「患者さんにとって最良の方法」を取れることは素晴らしいと思う。
 この方は、無事出産を終え、その後は、しばらくの間、肩こりや出産後のお腹のたるみを取る治療に通われていた。
月経過多と生理痛 34才 保育士
 20台後半から生理の量が非常に多く期間も長く、8~12日間も出血が続く。29才の時に大学附属病院を受診。 子宮内ポリープを指摘され、子宮鏡下手術で切除。時折無排卵性月経を思わせる基礎体温を示す。 その後も、過多は治らず、他の婦人科を受診。内膜症と腺筋症を指摘される。またエストロゲン値が低い事を指摘される。 ホルモン剤を処方されるが過多は治らず、更に高温期の不正出血を起こし、違う方法をと鍼灸を受診。
 治療経過 生理周期は30日で一定。日は未定であるが結婚も予定中。婦人科で卵胞や内膜に関する説明は無かった。 またエストロゲン値が低いのに過多は不可解であった。当院は、婦人科疾患患者の来院が多く、生理痛、不順、内膜症及びその類縁疾患に鍼灸が効果をあげうる事、またその理由を説明し、治療開始。
 3回で、治療開始後の最初の生理は期間7日で量が少なくなった。
 9回で、治療開始後2回目の生理。期間6日、量が普通になる。痛みも3日目のみ。
 13回で、治療開始後3回目の生理。期間は7日。量は半分以下に。痛みは来院前に比し2、3割程度まで減少。
 15回目の来院で、不正出血、生理痛が気にならなくなった事を確認して治療終了。
無月経 28才 研究職
 約2年前から職場のストレスで体調不良が続いた。喉の異物感、頻繁な嘔吐で体重は48キロから38キロまで激減していた。 その後更にストレスが増大し、休職せざるを得なくなっていた。その直前に来た生理が最終回で鍼灸初診の約1年半前であった。
 その後、婦人科で様々な薬(計4種類)を次々に試してみるが無効またはひどい副作用で継続できずにいた。3軒目の婦人科で注射を受けたところ、過去最悪の副作用を感じ、薬剤による回復を断念され、鍼灸に来院された。
 その頃の血液検査では、エストロゲンは検出限界以下、FSH3.9、LH0.3という状況で、 脳下垂体、卵巣、フィードバック機能それぞれ殆ど機能していないと考えられた。  鍼灸初診時には、多汗などの自律神経症状、慢性的な頭痛もあり、婦人科症状と併せて改善を図った。 話し合いの結果、再度カウフマン療法と鍼灸を併用しようということになり、最低限の薬剤使用を試みたが、 生理が来たり来なかったりと効果が一定しなかった。また生理と思われるものも無排卵の消退出血であった。 6周期行うも、その頃の内診では、生理15日目で卵胞が確認できず、子宮も萎縮したままであった。
 その後、ホルモン剤を中止して鍼灸のみにして、3ヶ月が経過した時に基礎体温に変化が出始めた。 その翌月には、排卵を示唆する体温となり、そして生理が来た。さらに生理周期に伴い、胸の張りを感じるようになり、 徐々に整って行った。そして3ヶ月に及ぶ長期出張の間に生理が止まったと思いきや、なんとご懐妊であった。 下記は、ご本人からのメール。
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早速ですが、本日は先生にご報告があり・・!
この度私、なんと赤ちゃんを授かりました!!
出張でバタバタしている中、生理が止まり、ストレスだ、やばい・・と思っていたらまさかの妊娠でした。
現在9週に入ったところで、先日母子手帳を受け取ってきました。
先生には一刻も早くご報告したかったのですが、心拍が確認できてある程度安心できてからご連絡しようと我慢していました。
ホルモン治療に頼ることなく、自然に妊娠ができて本当に嬉しいです。
これも先生が熱心に治療して下さったおかげです。
鍼灸治療に、中村先生に出会えたことに、とても感謝しています。
私は元来頑固な性分なのですが、先生のお話はすっと腑に落ち、先生を信じてアドバイスを忠実に守ることが できたのも大きかったかのかなと思います。
本当に本当に、ありがとうございました。 旦那も本当に喜んでくれています。
ただ、数回の仲良しであっという間に妊娠しましたので、少し不満のようです。(笑)
私としては、そこまで自分の体が回復していたのかと、驚きとともにとても嬉しい気持ちです。
妊娠、出産、それからの子育てと不安は尽きませんが、今はお腹の中の子供を全力で守っていこうと思います。
無月経 30才 看護師
 来院一年前より食欲低下で10kg体重が減少し、来院半年前より月経停止。この頃恋人との別離や祖母の逝去もありうつ傾向になっていた。仕事も休職中。カウフマン療法を受け、その終了後に来院。3ヶ月間の観察期間できちんと月経が来るようにしたいとのことで来院。治療開始後、一月ほどで高温期に入った事を確認。その後、月経が来て、もう少し加療。その後次の月経を確認し、さらに次に高温期に入ったことを確認して治療終了とした。カウフマン療法だけでも月経は戻ったかもしれないが、今まで来院された方ではカウフマンを繰り返しても月経が戻らない方が何人もおられたので、とにかく速やかな改善を目指した。
筋腫分娩と陣痛誘発 36才 研究職
 第一子帝王切開にて出産後、2人目を希望するも内膜下筋腫が大きく手術を勧められる。 しかし2度の開腹では次の妊娠が不安との事で、鍼灸に子宮筋腫の消滅を依頼された。漿膜下筋腫への治療は無効例が多いが、内膜下筋腫では理論的に有効と考えられお引き受けした。結果、初診時7センチあった筋腫が約4ヶ月の治療で2センチに退縮。医師は妊娠に向かって良いと言われ、 その2ヶ月後に筋腫は完全に消滅し、更に3ヶ月後にご懐妊となった。
 第一子は帝王切開であったが、経膣分娩を希望され、それを受け入れてくれる病院にかかっておられた。ところが予定日を過ぎてもまったく陣痛が来ないので、帝王切開日の直前に陣痛誘発に来院。鍼灸治療を行った深夜から陣痛が起こり、病院へ入院。しかし陣痛はきたものの、子宮口が開いてないので、 結果帝王切開になってしまった。
月経過多 40才 大学教授
 上記の陣痛誘発と筋腫消滅は、月経過多にも利用可能である。通常、不妊治療では子宮内膜を豊かにするわけだが、 それと逆(抑制系治療と呼ぶ)を行えばよい。初診時にそうお話しすると、 かなりいぶかしげな表情をされていたが、その効果をもって実証する事になった。
 来院十年以上前に第二子を出産後、生理の量が徐々に増加。内膜下筋腫が多数有り、子宮全摘しか方法は無いと言われた。来院時には、タンポンとナプキンを併用してもズボンにまで経血が滲出し、生理期間中は日常生活に大きな支障を来していた。
 初診から4ヶ月で、それまでに比べて量が40%くらいにまで激減。その後、多少の上下はあるも、以前のようなことは起こらなくなった。最終的には、徐々に治療間隔を空けていき、再び過多に戻らないことを確認して終了した。
無月経から妊娠 27才
 20才頃に拒食症となりそこから無月経(初診8年前)が始まった。拒食は治り、仕事も普通にしているのだが、 一向に生理は戻らなかった。大学病院、総合病院など複数の婦人科に通院し服薬するも、自律的な生理への回復は不可能と言われた。
 鍼灸開始後、ちばレディースクリニックの千葉先生に検査や最小限の投薬をお願いして2年ほど経って、薬を抜いても徐々に体温に変化が見え始めた。約3年で自発的な生理が来るようになり、その後は時々来院。最終的に4年で完全に終了とした。その後、約3年が経過し、今や二児の母となっておられる。
初潮直後からの無月経 20才
 初潮は12才でその後、2、3回の月経のみで停止。中学時代も一度も月経は無かった。中学卒業頃に婦人科を受診し、カウフマン療法を受けるも、服薬を止めると月経は停止した。進学のために京都に引っ越して異なる婦人科を受診したが、結果は同じであった。このままでは妊娠も不可能であろうと、お母様が連れて来られた。これくらいの年齢であると、自分の出産も実感がなく、「生理なんていらない」というような事を考えていたようだが、こちら側とお母様と一緒に本人を説得し、治療を開始した。
 学生時代に治さないと社会人になれば通院も困難であろうと、週に1回厳守の通院を勧めた。治療開始から3ヶ月位で茶色のおりものが数日間続いた。その後、大きな変化もなかったがその70日後に再び茶色のおりものが出始めた。その後80日を経過してみたび茶色のおりものが出た。その後も似たような現象が2、3度続いた後、茶色のおりものではなく明らかな消退出血とみられる経血を確認。卵胞の発育が示唆された。その後に体温に変化が見え始めた。短いが明らかな高温期とそれに続く出血がが続いた。高温期の短さから、卵胞の未破裂が示唆される。ここで就職活動に入ったために中断となってしまった。
 初潮以来8年間も無月経であった状態から、定期的な茶おりものを経て、消退出血、そして生理様の経血を見るに至ったが、完治を見ずに中断となったのは残念であった。就職はかなり遠方なので、通院は不可能となった。以上、約1年半の経過であったが、回復の可能性は十分に示されたので、今後も有効な治療を継続していただきたいと願うばかりである。
ひどい月経前症候群からの解放 39才
 10年以上前から月経前に筋性防御を伴うほどの胃痛に悩まされていた。頭痛もひどく薬を飲んでも翌日まで続くことがしばしば。月経周期は26〜47日で一定せず。月経前は欠勤することがあったため、当院で妊活で子供をさずかった会社の同僚の紹介で来院。端的に言えば、治療開始から3ヶ月ほどで明らかに月経前後が楽になってきた。鍼、レーザー療法を開始して半年、つまり月経5、6回で月経前症状は激減。生理痛はほぼ消失。頭痛も1週間で1回服用する程度に劇的に軽減。その後も月経前の症状は起こらないことを2周期確認して、治療終了とした。
注・筋性防御は、胃などの病変で外部の骨格筋までがひきつれて普通に動けない状態。

TEL 075-212-9278 受付時間[ 月〜金 ] 9:00 - 20:30[ 土 ] 9:00 - 20:30

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