京都市、中京区/下京区/ 滋賀県、草津市/栗東市の鍼灸は「なかむら第二針療所」と「草津栗東鍼灸院」で。不妊症、脱毛症、難聴、自律神経系疾患は当院で! 茨木市、高槻市など大阪、兵庫からも多数来院されています。

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不妊とスーパーライザー

平成28年3月

スーパーライザー

スーパーライザー

 当院では平成8年頃よりスーパーライザー(以下、本機)を使用していますが、当初は主に運動器疾患に使用していました。しかし深部で血行を促進するなら不妊にも良いはずだと思い、積極的に使用し始めたのが平成16年ころからです。おそらく全国的に見て、低出力レーザーを不妊症に使用し始めたのは極めて早い段階であったと思われます。そしてこの使用法を全国あちこちで講演するようになり、不妊に本機を導入する院が爆発的に増えました。現在、不妊治療でこの機器を使用しているほとんどの院は、当院の影響を受けています。不妊鍼灸ネットワークでも、20以上の院が導入しました。

 当院では鍼灸の効果を増幅する自律神経系に照射し、生殖機能の賦活を図っています。これはラットを使った実験で、特定の神経を抑制してから鍼治療を行うと、鍼治療単独よりも遥かに大きな効果が得られる事で実証されています。特定の部位の血流量を増すために、その臓器を支配する自律神経に照射することで効果が得られます。従って特に不妊治療においては、毎回の照射を行います。では、どの時機にどの部位に当てるのがもっとも効果的なのでしょうか。1人の患者さんでも、医療施設で受けている治療段階に応じて、また月経周期に応じて、照射部位は異なります。

 どんな素晴らしいお薬でも適切な服用間隔があるように、この機械も一度当てただけでは効果は乏しいと言えます。局所の血行改善を目的とするなら、一体どれほどの期間持続するのでしょうか。おそらく何日も持たないと思います。そこで、当院では鍼灸治療に来院される度に照射して、断続的に血流を改善することで、その効果を得ています。育卵治療にある有効データはおおよそ5日毎に照射したデータです。また当院では分院も含めて全てのベッドサイドに本機を配備しており、常に追加料金無しで治療を受けられます。

 追加料金無しというのは、本機導入時に値上げをしていない、また他疾患などで本機を使用していなくても同じ治療費となっているからです。

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 また本機の照射によって排卵が早まるとか遅れるというデータも根拠もメーカーの説明も一切ありません。まず採卵はベストタイミングで採卵されねばならず、そのため体外受精を受けようとされる場合には、採卵を年中無休で行っている医療機関であることが重要です。過去に来院された方で、7回の採卵のうち4回が排卵済で取れなかったという方がおられました。それまで服薬、注射などを受けていながら4/7が採卵できなかったのです。その方が通院されていた医療機関は日曜日が採卵できないために、一日前倒しか一日遅れでの採卵が偶然続いてしまい、そういう結果になったようです。さて実際に採卵してみるとわかりますが、いくつか採卵した場合、成熟卵、未熟卵などが混在しています。つまり成熟か未熟かは極論すれば、ほんの数時間の差で決まると言っても差し支えありません。

 さて卵子の未熟と成熟は何で決まるのでしょうか。それは極体の放出を目安としています。卵子の元の卵母細胞は胎生期から排卵まで減数第一分裂の途中で停止していますが、体外受精の時はその第一減数分裂が完了し2個になります。その小さい方は第一極体と呼ばれ外に出てしまいます。この放出が成熟の目安です。その後、大きい方の細胞は減数第二分裂を起こし、第二極体を放出し、真の卵子となります。この間は、排卵と採卵では進捗が異なりますので、ここでの説明は割愛します。

 さて話を戻して、本機の使用方法ですが、必ず定期的に照射する必要があります。そのために治療費を抑制し、毎回照射できるようにしていることは先に述べました。照射場所にバリエーションがあることも述べました。ではそのバリエーションはどのようにして生まれたのでしょうか。もちろん解剖学的に考えれば目的は決まりますが、複数の目的が全て常に照射したほうが良いのかどうかは、難しいところです。

 当院は不妊専門治療院ではありません。いやむしろ不妊症治療を手掛ける前から、様々な月経異常の方を見てきました。不順、稀発、無排卵性月経、月経過多、内膜下筋腫、子宮内膜症他臓器癒着、卵巣のう腫術後疼痛、卵巣摘出術後疼痛などです。これらの治療において、期待する効果は当然異なります。逆の効果を期待せねばならない場合もあります。そんな時に、逆の治療をすればどうなるでしょう。

 ここで月経過多の方のお話をさせて下さい。40代でタンポンとナプキンを併用しても1時間程度で交換せねばズボンにまで経血が染み出してくるという月経過多の方でした。原因は無数の内膜下筋腫による子宮内表面積の増加でした。既にお子さんがおられ、産婦人科医からは子宮全摘出しか治療法は無いと言われ、しかしご主人は単身離れて暮らしておられ、幼子二人を抱えて入院できないと当院に来られました。それが治療を開始して2回目の月経から有意に経血量が減少し始め、最終的には当初の2、3割程度の経血量にまで減少し安定を見ました。(注、当然ゼロにはなりません)

 この方の治療としては、できるだけ内膜を薄くする治療を心がけました。当院で言うところの「抑制系治療」です。その方は本当に鍼灸の凄さを体感し、「鍼灸ってすごい!」と叫びたいくらい(笑)だとおっしゃっていました。同様の治療で内膜下筋腫を筋腫分娩した方もありました。鍼治療もレーザーも抑制系治療により、このような信じられない効果を発揮します。

スーパーライザー

 まさにその逆の例をお話しましょう。いわゆる「賦活系治療」です。ある方が凍結受精卵があるのに子宮内膜が厚くならない(5mm位)ので胚移植できないと、来院されました。聞くと不妊専門の鍼灸院になんと百回追院されていました。医師も、これでは戻せないから半年くらいゆっくりしましょうと、通院中断を言われたそうです。当院では経腹エコーを使用(保健所許可済)していますが、子宮内膜を計測すると確かに薄いのです。ここで子宮内膜を厚くする要件を絞り込み、この人に最適な鍼灸と本機の照射を行いました。すると2ヶ月で厚くなっていることをエコーで確認できました。そこで、その周期はもう遅いので、次の周期に移植できる内膜にしましょうと治療を継続し、生理12日目に婦人科受診を勧めたところ8mmになっていて、移植時には更に厚くなり移植が可能となりました。

 この二つ、抑制系治療と賦活系治療はまさに拮抗した働きを持っています。ウソのように思われるかもしれませんが、両方共事実であり、狙い通りの結果です。この時に、鍼灸もはもちろんのこと、レーザーの照射部位も全く異なります。

 更に着床障害において子宮内における受精卵に対する免疫過剰反応が示唆されるなら、免疫寛容な状態をどのようにして最大限作り出せるかを、他の様々な免疫疾患で出した経験則と記録を基に治療を組み立てます。そうして着床率も向上しているのです。

 さらに動物実験において、鍼灸開始前に交感神経ブロックを行うと、卵巣への血流にとても良いことが証明されています。必要な方には、鍼灸の直前に本機でそれを行います。副作用は一切ありませんので、安心してお受け下さい。

 不妊は状態を表す言葉であり、病名ではありません。その原因、改善方法などを細かく考えないと、時として真逆の事をしてしまう可能性もあるのです。経験の浅い思慮の浅い鍼灸師が手を出して良い分野ではないのです。

 当院は「不妊専門院ではない!」からこそ、不妊を引き起こしている様々な原因と似た状態を改善するノウハウをそこに導入します。

 私の高校時代からの友人(産婦人科医)がこう言っていました。「婦人科って病気を絞れない。女性特有のものならなんでも婦人科に来るからね。」そうです、不妊だって極めて広範囲の経験や学識が大切だと思います。きれい、優しい、心地よさそう、なんて基準で鍼灸院を選んではいけません。その産婦人科医は、こうも言っていました。「患者さんが病院の良し悪しを見抜く事はまず不可能」と。鍼灸院にしても同じです。同業者ですら、ホームページからだけでは見ぬくことはとても難しいのです。

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MRI画像

MRI画像

 ちなみに上のMRI画像は私中村の頚椎ですが、第5、6間がずれて脊髄を圧迫しているのがわかると思います。半年間、あらゆる鎮痛剤は効果なく、地獄の痛みと闘いましたが、鍼灸とスーパーライザーで今や完全に症状は消失しました。その際は、毎日照射しました。誰よりもそのドーゼと効果をわかっているつもりです。

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