京都四条烏丸、滋賀栗東小柿の鍼灸院。2022年導入の最新式高性能レーザーをどこよりも受けやすい治療費で。不妊症、突発性難聴、円形脱毛症、顔面神経麻痺、各種運動器疾患で本院過去5000人以上の新患、毎年8000人の施術実績。

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運動器疾患

 急性運動器疾患で最も私たちが診る機会の多いものは何と言っても「ぎっくり腰」でしょう。ぎっくり腰の患者さんを診た事が無いなんていう鍼灸院は1軒もないというくらい、来院頻度が高い症状です。ところで、日本鍼灸師会では、年に一度、臨床研(臨床研修会)というものが開かれます。受講者は、3日間みっちりと各種運動器疾患の講義を受けます。ここでは、鍼灸がもっとも効果を発揮する様々な疾患群を、頚・上肢、肩関節、腰・下肢、膝関節に特化して、会員鍼灸師にレクチャーしているのです。これらの領域の疾患は、しっかりと理解しさえすれば、かなり正確な病態把握ができ、それに伴って非常に有効性の高い鍼灸治療を行なえるようになるのです。

 その中で私は肩関節疾患を専門に講師を務めていました。肩の痛みといっても様々ありますが、急に腕が上がらなくなった時、一般の人はもちろん、専門家でさえ安易に「あ、五十肩(または四十肩)ですね」と認識される場合が、しばしばあります。肩の講義を専門にする私としては、そのような誤解を持たれないように、そしてその際に適切な治療を受けて頂けるように、肩に関して書かせて頂きます。

<肩関節疾患について>

1、腱板炎

 急に肩が上がらなくなった時、そのほとんどは五十肩ではありません。五十肩がどういうものであるかは、後で詳述するとして、前述のように起こった状況で、もっとも多い病態は腱板炎です。棘上筋の外側の方が、上腕骨頭と肩甲骨の肩峰に挟まれて損傷(または炎症)を起こし、腕を上げることが出来なくなるのです。その腱板は、別名ローテーターカフと呼ばれ、腕が上がる時に、上腕骨頭を引き下げつつ回転させる事が主な役割です。なので、この別名がついています。この腱板は、棘上筋、棘下筋、肩甲下筋、小円筋の腱が合わさって板のようになっている事から、腱板と言われています。その腱板がどのようにして損傷(または炎症)を起こし、腕が上がらなくなるのかは、実際にお越しになった方には丁寧に図示してご説明しますと、非常によく理解して頂けます。面白い事に、ほんの一週間の間に、この腱板炎の新患さんが立て続けに3人お見えになったことがありました。きちんとした検査、病態把握、それに対応した治療で、3人とも揃って3回の治療で終了しました。いや、3回目の来院ではかなり良好になっていたので、実際には2回の治療で足りていたかもしれません。このように肩が痛くて上がらなくなったとき、早期に治療すると良いのですが、この状態を放置しておくと、徐々に悪化して行きます。それに関しては、後述します。要は、「痛みを伴って肩が上がらなくなった時は、速やかに適切な治療を受ける事」が大切です。

2、石灰沈着性腱板炎

 組織に炎症が起こると、時にその熱を取るための生体防御として、無機塩(その形状から俗に石灰と呼ぶ)が沈着する事があります。腱板に石灰が沈着して、それが腱板の内部に潜んでいる時はあまり自覚はないのですが、それが腱の外側に流出した時には、運動制限を伴って強烈に痛み始める時があります。これが石灰沈着性腱板炎です。石灰は、溶解度は低いものの、徐々に回りに吸収されて行きますので、きちんとケアをしさえすれば、症状は収束して行きます。が、腱板炎や次に述べる上腕二頭筋長頭腱炎よりも時間はかかりますが、鍼灸治療はその吸収を促進し、治癒までの時間を短縮するでしょう。

3、上腕二頭筋長頭腱炎

 さて、腱板炎のところに書いた3人の方のうち、お一人は腱板炎に加えて、上腕二頭筋長頭腱炎を併発されていました。これは、上腕二頭筋の二つの頭のうちの一つ、長頭腱が、上腕骨の結節間溝という細い溝の中で炎症を起こす疾患です。重いものを前で持ち続けたり、それを上げたり降ろしたりし続けると起こりやすくなる炎症です。上肢に負荷をかけて前に上げてもらったりすると痛みを再現できるので良く分かります。これも、腱板炎同様、早期に適切な治療を受ける事で、早く良くなりますし、しかし放っておくと、悪化してしまう可能性もあります。この方は、二カ所を同時に傷めておられたことになりますが、正しい病態把握と適切な治療により、3回の治療で快癒されました。

4、肩峰下滑液包炎

 では、腱板炎や上腕二頭筋長頭腱炎を放置しておくとどのように悪化して行くのでしょう。これらの炎症が、滑液包というものに波及すると、今までになかったような自発痛夜間痛が始まります。この多くは腱板炎からの二次的な疾患として認識されます。しかしそれまで「肩が上がらない」、「動かしたら痛い」という状況が一転、「じっとしていても疼く」とか「痛くて寝ていられない」という全く違う症状に変化します。そしてしばしば肩は腫れて熱を持つようになります。こうなると1や3よりも緩解に時間を要することは、明らかです。

5、五十肩(四十肩)

 4を経て、なお症状が進行した時に、炎症は関節包に及びます。肩の関節はその動く範囲が広いため、関節包には非常にゆとりがあります。その関節包に炎症が及ぶと、多くの場合は肩のあらゆる方向の運動が痛みを伴うようになります。正確にはこの状態を五十肩(または四十肩)と呼びます。そして炎症が徐々に退いてきて痛みがなくなると、次は「痛まないのに動かない」という状態に移行します。これは炎症が関節包に拘縮という状態を引き起こしたためです。この一連の期間は非常に長く、時に2、3年に及びます。その間に、上がらない肩関節の周囲の筋肉は萎縮してしまいます。この状態で来院された方を何人か見せて頂きましたが、本当に筋力まで低下していました。

 以上、大まかでしたが肩関節疾患で、よく見られるものの特徴を上げてみました。大切なのは何と言っても「初期消火」です。「そのうち治るだろう」と思っていると、進行した時には大変な事態が待ち受けています。どうか充分にご注意下さい。

(注・ここではリウマチなど、肩関節周囲が原発ではない疾患の説明は割愛しています。私たちが患者さんに向かう時、そういった全身性の疾患との鑑別から始まり、次に正確な病態把握を行なうように務めています。)

 さてそれ以外に、私たちの所に来院される疾患では、やはり頚上肢の痛み、腰下肢の痛み、膝の痛みを訴えられる方が、非常に沢山おられます。それらについても、適切な病態把握と説明、そして出来るだけ効果的な治療を心がけています。

 ところで、急性運動期疾患と切っても切り離せないものにスポーツ傷害があります。当院でも他の鍼灸院同様、スポーツ選手が何人も来院されています。スポーツ選手のいわゆるスポーツ傷害は、私たちが日常で起こしてしまう傷害と原因が異なる場合が多くあります。だからここで同じカテゴリーで論じてしまうには無理がありますが、その是非論には敢えて触れずに話を進めます。

整形外科的な傷害の起こるメカニズムは大きく3つに分類されます。

  1. 正常な機序への異常なストレス
  2. 異常な機序への正常なストレス
  3. ストレスの受け入れ準備をしていない正常な機序への正常なストレス

(以上参考:Rene Calliet 著の一連の書物)

1. の例としては、筋力を上回る負荷がかかった場合ですね。急に思いっきり力を出してしまった、とか、持てないくらいの重い荷物を持ち上げようとした、、みたいな。

2. の例としては、疲労した組織へ長時間かかるストレス。長時間椅子に座っていて疲れた腰で、ふと物をもったら腰に痛みが、、みたいな感じです。

3. の例としては、ムチウチですね。後ろからちょこんと車に当たられても、身構えていればどうって事ないですが、急に来るから頸椎に不自然な動きを起こしてしまい、傷害を引き起こしてしまいます。

 スポーツ傷害は多くの場合、非常に大きな外力によって引き起こされ、かつ上記のどのケースにも当てはまる場合があります。そして、最も日常の傷害と異なるのは、そのスポーツ独特の傷害部位や機序があるということです。例えばテニス肘などはその典型です。以前、フェンシングの選手の治療をしていたときに、私はフェンシングをよく知らなかったので、その方にビデオを借りて、特にその方のプレイスタイルを見て、傷害を想定し治療させて頂きました。というようにスポーツ選手の治療をおこなうときにはそのスポーツを知っている必要があります。そのスポーツ独特の動きを知らずして治療や予防を行うことは不可能です。

 もう一つ、これは治療者泣かせなのですが、スポーツ選手の方はよく、「○月○日の試合は重要だからそれまでに試合に出られるようにして欲しい。」と治癒期限を定められる場合があります。スタッフ紹介のページにあるラグビーの選手も、痛みでジョギングさえ出来ないくらいの肋間神経痛を、約10日後の試合までに治してほしい、と言われました。「これならいける」と思っていても、心の中では結構「ひやひや」するものです(あ、こんなことここで書いたらマズイかな?)。

<運動器疾患 症例>

 運動器疾患は、鍼灸治療がもっとも得意とするところですが、ただ「はり」をすれば良い、のではなく、まずはその痛みがどのようにして起こっているのか、その理解が最も大切です。当院でも、運動器疾患の新患数は他の領域よりも多いのですが、それらの中で少し入り組んだ、または印象的であった症例を下記にあげてみます。

症例1 モルトン病と脊柱管狭窄症 48才 女性 調理師
 腰痛で歩行困難となり整形外科を受診。来院3ヶ月前に脊柱管狭窄症の診断を受ける。現在は痛みをこらえつつコルセットを着用し、歩行可能。腰痛発症時に右足底に痛みが起こる。整形外科にてモルトン病との診断。足底パッドを装着している。完治は不可と宣告を受ける。他にも、以前に頚椎椎間板ヘルニアの診断を受けている(この時はX-Pのみの検査)。
治療経過 頚部、腰部、足部の治療を行い、治療数回で徐々に良好となる。次第にコルセットが不要となる。しかし足先のしびれが残る。これはモルトン病か脊柱管狭窄か、どちらに由来するのか判別は困難。
8回で、足、腰両方共来院前に比し、痛み半減。
12回で、趣味のバドミントンをしてみたが、やはり腰も足も痛かった。
20回で、仕事中に足底パッドをはずしてみたが、やはり痛かった。
25回で、足底パッドをはずしても支障が無くなる。
28回で、少しバドミントンをしても腰痛が悪化しなくなった。
34回で、試合に出場したが、全力でプレイし、その後に再燃。
40回で、練習が普通にできるようになった。
その後、無理をすると少し痛むので、時折悪化防止と体調調整で来院。
(コメント・・・脊柱管狭窄症も、モルトン病も共に難治性である。完治は難しくとも、日常生活やスポーツを送れるようになって頂けた。) 
症例2 遷延化していた膝痛 39才 女性 医師
 来院3か月前より右膝に痛みと腫れが出現。勤務している総合病院の整形外科を受診。検査をするも大きな所見無し。その後、緩解と再燃を繰り返し、有名なスポーツ整形を受診、受療するも変化なし。バレエをするので膝を酷使している。特にジャンプの着地で酷使。
治療経過 膝の腫れを取る事と、大腿四頭筋の緩解を目的に治療。
3回で、腫れは残るが、ハードにバレエをしても痛みが減少した。また実際のバレエの着地をしてもらうと、着地時に下肢の角度が、体重のかかるベクトルと一致していない事を発見し、それを注意しつつ、それを補正するようなテーピングを行い練習してもらう。
5回目で、練習で痛みが全くなかった事を確認し、治療終了とする。
その後、腰痛、足底筋膜炎、肩こり、筋肉痛など、時折様々な愁訴で来院されている。
(コメント・・・複数の整形外科で緩解しなかったのが、鍼灸で速やかに改善され、鍼灸に対して大きな信頼を頂く事が出来た。その後、術後疼痛の患者さんや同僚の医師をご紹介下さっている。)
症例3 足底筋膜炎と思われる足底の激痛 67才 女性 飲食店経営
 来院1年半前より両側足底が痛みだす。総合病院でMRIなどの検査を受けるが異常なしとの事。カイロプラクティック、婦人科など、無関係なところまで通院してみたが効果なし。もはや立っている事すらできなくなり来院。
治療経過 足底筋膜はかなり弾力性を失っていた。また立位の仕事のためもあり、かなりな扁平足となっていた。痛みの範囲が限局しておらず、体重の負荷が足根関節に直接かかっている、もしくは足底筋膜の炎症、またそこにおける散在性の石灰沈着のいずれかと考えた。治療はその全てに同時にアプローチした。
5回で、初回に比し、痛みは右7/10、左9/10とやや改善。
8回で、痛みは半分以下になり、かなり楽になったとの事。
10回で、痛みが再燃し、最初のように痛みだした。
16回で、痛みは再び良好。2/10となり、仕事も出来るようになったとの事。
その後、3回の治療を行うも、それ以上は痛みが減少せず。しかし悪化もせず。好きな旅行にもまた行けるようになった。治療終了。(治療期間119日間)
(コメント・・・結局、最初に不明だった病態は分からずじまいであった。しかし臨床上大切であるのは、病態を特定することよりも、病気を治す事である。即ち、複数の病態が考えられる時、その特定を目指し、ひとつひとつの病態にのみアプローチしていたのでは、症状の緩和が遅くなる可能性がある。この方のように立ってもいられないほど、日常生活に支障を来す場合には、考えられる原因全てに同時にアプローチして、速やかな緩解を目指すべきである。それが研究者ではなく、臨床家としての私たちの第一責務であり、「患者第一主義」は、ここでも、医学的興味に先行して保持されねばならないと考える。)  
症例4 妊娠中に起こった腰痛 35才 女性 営業職
 初診時、妊娠7ヶ月で3ヶ月前から腰痛。高校生の頃から毎日腰痛を感じながらバレーボール部で練習していた。10年前にMRIで左腰部で神経根を圧迫していると言われた。しかし、今回は第5腰椎右側から仙腸関節部に痛みがある。このままでは、今にもギックリ腰を起こしそうで、出産どころではなくなるのが怖いと来院。
治療経過 妊娠中のために、腰椎の可動範囲など測定出来ず。しかし部位と経過から、腰椎後部椎間関節性腰痛と判断し治療。
治療10回で、産休に入って里帰り。とにかくここまで腰痛の悪化を防止出来た。
(コメント・・・妊娠後期、胎児は一週間で150g大きくなり、腹部は急速に大きくなる。その際には、当然体の重心は変化し、腰椎後部椎間関節への負担も急激に増加する。その危険性や来院時にすでに7ヶ月である事を総合的に考慮して、とにかく腰痛の悪化防止を再優先した。また里帰り後は、旧知の友人である大阪豊中のガイア針灸室の堀口先生に治療の継続を依頼し、出産まで事無きを得た。出産後も、時折いろいろな不調で来院されている。) 
症例5 綱引きで起こったギックリ腰 55才 女性 受付業務
 10日前に運動会で綱引きをして腰に「ぴきっ」と音がして腰痛発症。整形外科を受診レントゲン異常なし。痛み止めを服用するも、全く効果なし。
治療経過 痛みは右腰から臀部に限局しているが、上体を前後左右、どの方向に倒しても痛みが増幅。触診すると深部腸腰筋に著明な圧痛を認めた。治るまでに2ヶ月くらいの期間が必要であり、鍼灸でその期間を短縮する旨を説明。
1回で、激痛は無くなりやや緩解。
3回で、痛みは半減。
5回(6回目の来院時)で、腰の痛みは初回比1/10に、臀部は2/10となる。今日の治療で更に緩解するだろうとの予測で終了。(治療期間27日間)
(コメント・・・整形外科で異常がなかったのに痛むという方は、腰痛に限らず多く来院される。逆に言えば、大きな器質的な原因が無いのだから、鍼灸はまさに適応であろう。)  
症例6 常に存在する腰痛 54才 男性 医師
 1ヶ月前から腰痛が起こる。自分でレントゲンを見るも、異常なし。下肢への放散痛なし。動作による誘発なし。しかし、腰の両側が常に痛い。他に肩こりあり。
治療経過 患者が医師であり、自分で検査所見を見られていることから、器質的異常はないとの結果を尊重し、腰部筋群の拘縮などを目標に治療。
4回で、腰痛はほぼ消失。肩こりは労作の量による。腰はその後に悪化を見ていないが、鍼灸を気に入って頂き、その後、時折疲労除去に12回まで来院された。その後は、病院での外来担当が増え、通院出来なくなり終了。
(コメント・・・脳外科医であるこの方とは、治療中様々な医学論議をすることができ、とても有意義な時を過ごす事が出来た。)  
症例7 ゴルフで起こった頚部痛 46才 女性 事務職
 来院10日前に、ゴルフ1番ホールで頚部痛発症。以後18ホールで痛みをこらえてラウンド。翌々日、痛みが引かず近所の整形外科受診。レントゲン異常なし。鎮痛剤、湿布は効果なし。3日後に総合病院の整形外科を受診。やはり鎮痛剤(ロキソニン)を処方され、日に5回服用。そのせいか、痛みはあまりひどくないが、頚部の運動制限がひどい。伸展異常なし。回旋右15度、左60度で、屈曲75度でいずれも後頚部に痛み誘発。時折頭部に痛みが放散。10日後に渡米予定で、それまでに痛みを取って欲しいとの事。
治療経過 10日間で出来るだけの緩解を目指し、間隔を詰めて治療することに。
1回で、初診時に比し、痛み半減。治療後より鎮痛剤を服用しなかったとの事。
2回で、痛みは4分の1に。
3回で、右回旋も60度まで可能になる。
4回目を最後に、帰国後不調なら再来院を指示して終了。(治療期間9日間)
(コメント・・・数ヶ月後に他の愁訴で来院されたが、頚部痛はその後も良好であったと確認した。)
症例8 梨状筋症候群と思われる下肢痛 78才 男性 無職
 来院2週間前に、右下肢全体、特に大腿から膝周辺までが痛みだす。近所の中規模病院の整形外科を受診、レントゲンで異常なし。湿布を処方され少し緩解。しかし来院3日前より症状が再燃し、次は違う方法で、と鍼灸に来院。
治療経過 腰部にはなんら変形も症状も見られず。またレントゲンで異常がなかった事、発症の仕方、症状の存在場所を総合的に考慮して、梨状筋症候群であるとの判断で治療。
1回で、治療後楽であったが、その後にもとに戻った。
2回で、一気に苦痛は激減。初診時に比し10分の1となる。
3回で、日常生活動作は良好。痛みも無くなり、4回目の来院で終了。(治療期間23日間)
(コメント・・・梨状筋症候群であるなら、痛みは激烈でも期待出来ますよ、と初回に申し上げ、その方針で治療したら、まさにその通りになった。この疾患は、ひどいときは立てない、動けない、座る事すら出来ない、という激烈なものだが鍼灸が著効を示す病態である。また10年来の友人の整形外科医と飲んだ際に「薬を入れなくていいから、細く長い目の注射針を1本深く刺してみ!多分治るから!」と言うと、是非ともやってみると言っていた。苦笑。) 

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