突発性難聴には「遠隔と周辺=鍼、局所=スーパーライザー」
突発性難聴は、「とつなん」という呼び名が存在するほど、ポピュラーな疾患であるにもかかわらず、予後は明るいとは言えません。
突発性難聴の原因 ストレス、ウイルス感染、循環傷害などと言われていますが、これらの言葉に統一性はありません。しかしこれらが密接に関与し合って、病気を引き起こしていることは間違いありません。では、耳の中で何が起こっているのでしょう。私たちは、耳鼻科だけでなく、免疫学、感染、自律神経などさまざまな書物をあたってその関連性を見出しています。来院の方には、この相関をお話ししています。
突発性難聴の症状と推移 ある日突然、さまざまな耳の不快感(耳鳴り、閉塞感。音が変に響くなど)と共に、聴力低下をきたします。多くの場合、ステロイド剤(内服または点滴)等が使われますが、西洋医学的には一定期間を経過すると積極的な治療は終了となってしまうようです。そして耳鼻科では、治癒、改善(良くなるが治らない)、不変(改善すらしない)が、それぞれ3分の1と言われるほど、その多くが完全には治らないと言われています。つまり西洋医学的にも極めて難治な疾患です。どうして治らないのでしょう?これも原因によるのです。
突発性難聴の早期治療の重要性 この疾患の治療は、治療開始時期が早ければ早いほど良く、西洋医学的には発症から2週間以内と言われています。鍼灸治療についても、できる限り早期に治療を開始することが重要です。しかも回復が3ヶ月程度を境に、期待が持てなくなります。何故なのでしょう。
突発性難聴の疫学 約20年前頃は、年間発症者数が2万人程度と言われていましたが、現在5〜7万人とも言われています。これにもれっきとした理由があります。
私と突発性難聴 実は、私(中村)自身、2007年春に左耳の難聴になりました。ある日突然、こもった感じがして、いつも水の中にいるような感覚に襲われ、左側がほとんど聞こえなくなりました。めまい、自声強聴、聴覚過敏、閉塞感、耳鳴りといった全てを強烈に経験しました。その後、当院での鍼灸治療でほとんど治りました。その時、ふと気づいたのは「反対側も聞こえなくなったらどうしよう」という恐怖でした。
簡単に書きましたが、ひとつひとつ書くと大変な量になりますので、来院の方には詳細をご説明します。どんなご質問もお気軽にどうぞ。
当院の突発性難聴治療の変遷「鍼灸と低出力レーザー」この混合治療が、薬剤治療で芳しくなかった突発性難聴に一定割合(約70%以上)で、時には目を見張るほどの効果を現します。これらは、鍼灸単独ではなしえません。
当院では、30年前から低出力レーザーを使用していますが、2022年に発売されたスーパーライザーEXに変更して、さらに使い方を工夫したところ、明らかな改善率の上昇を認めました。鍼灸とスーパーライザーEXの混合治療は、改善をあきらめた突発性難聴で、多くの方が回復されているのです。詳しくは、来院の方々に丁寧ご説明しますので、お申し出ください。では、当院の改善例を是非ともご覧ださい。(次をタップ 突発性難聴などの症例)
当院は鍼灸理療実践研究会において、基礎学習と治効理論の議論を行い、ここに統一された手技を提供できるようになりました。関東から四国まで、安心して治療を受けていただける院をご紹介していますので、ご参照ください。
