京都四条烏丸、滋賀栗東小柿。不妊症、突発性難聴、円形脱毛症、顔面神経麻痺、各種運動器疾患で本院新患5,305人(2023末)、年8000人以上の施術実績。

MENU

突発性難聴などの改善例

 突発性難聴、またメニエルに発展していない低音障害性難聴(メニエルと鑑別が困難)などの改善がどのような経過で進むかを示します。まだまだ沢山ありますが、一部をご紹介します。各行をタップして、内容をご覧下さい。このページを読む前に、治療方針や概略をお読みいただくことをお勧めします。

明らかに治療の効果と言える重度の突発性難聴(40代男性、医療職)
 朝電話が聞こえないことに気づく。すぐに耳鼻科を受診。ステロイドの点滴を1週間毎日。服薬も2種併用。しかし聴力がどんどん低下した。耳鳴りは常にあり、音が耳の中で異常に響いた。発症から3週間以上経過して来院。上の3枚は鍼灸来院前の経過(医師の手書き)。聴力がどんどん低下しておりほとんど何も聞こえない状態に。
スクリーンショット 2024-09-13 12.51.17

 当院に来院され治療開始。明らかな改善。
スクリーンショット 2024-09-13 12.51.35
 この後も、低音域、高音域の改善を目標にしたかったが、耳鳴りなどもかなり改善しており、ご本人は「日常生活支障がなくなったので」と終了された。担当の医師から「何をしたのか?」と問われ、「鍼灸院に行きました」と答えたところ、「その鍼灸院を教えてほしい」と言われて、名刺をことづけて終わった。

☆突発性難聴の治療では、このような例がたくさんありますので、お困りの方は是非とも下の各例をタップしてご覧ください☆

高度突発性難聴からの回復(20代後半男性、大学院生)
 ある日の朝、急に耳が詰まった感じで聞こえないことに気づく。翌日めまいが起こり耳鼻科へ。ステロイド剤を内服するも変化なく、大学病院で8日間入院しステロイドを点滴。高気圧酸素療法を受けるかどうか迷っておられた。発症から18日目、この状態で来院。当院での治療を開始するや急速に改善が始まり、約1ヶ月でほぼ完全に回復した。写真は3枚は鍼灸開始前の経過。最後は最終的な検査。この後、4kHzも25dBに改善した。
sug突発性難聴1sug突発性難聴2JPGsug突発性難聴3 sug突発性難聴4
低音障害型突発性難聴(60代前半女性、ピアノ教師)
 ある日、右耳にシャーという音が鳴り始めた。翌日すぐに耳鼻科に。しかしステロイド剤はなく3日後に転院。次の耳鼻科でステロイドを12回以上点滴で投与されるも、約2ヶ月間聴力はほとんど戻らず(グラフ最初の2枚)。そして発症からちょうど60日目に来院。時間的に猶予はなく週2回の治療を推奨した。結果、かなり回復を見せ、終了した(最後のグラフ)。治療期間は約2ヶ月間であったが、発症から時間を経ても回復する可能性があることが証明された。
NAG4突発性難聴 NAG突発性難聴3
低音障害型突発性難聴(40代前半女性、医療スタッフ)
 ある日の午後、ゴーッという音がして、夜まで続いた。翌朝、耳鳴りは消えたが一応耳鼻科へ。低音域がわずかに低下(30dB)していた。耳鳴りも少し続き、当院に来院。数回の治療で低音域が10〜15dBに回復した。その後、足関節痛、上肢の脱力感などでも加療。すべて良くなり終了とした。
低音障害型突発性難聴に続く不快症状の軽減(10代後半女性、学生)
 来院2ヶ月前に右耳の低音部が聞こえなくなり、耳鳴りが残った。その約2ヶ月後に起床時の耳鳴りが大きくなり、耳鼻科を再度受診。突発性難聴との事。250Hzが35dB、500Hzが45dB以外は正常。この状態で来院。この後、高気圧酸素療法(OHP)を10回受けた。間も無くして聴力は改善したが、耳鳴りと聴覚過敏がつらい。大学の大教室でのマイクの音、車の音が異常に響く。治療開始約2ヶ月で、耳鳴りも聴覚過敏も最初の1/5程度に軽減。その後、8kHzの聴力が低下したが、耳鳴りと被っている部分であることが判明。生活に支障がなくなったとの事でここで終了。
ステロイドで変化のなかった難聴(20代前半男性、会社員)
 朝起きて耳鳴りに気づく。耳鼻科を受診し、ステロイド際開始。約1週間で聴力変化なし。ここで来院。鍼灸開始から急速に改善が始まり、聴力絵検査では一気に正常となった。医師も「こんなことは珍しい」と言われたとのこと。
スクリーンショット 2024-09-13 12.38.19
改善途中で固定した突発性難聴(50代前半男性、会社員)
 海外出張時に耳が詰まった感じで発症。左側が聞こえていないことに気づく。帰国後すぐに耳鼻科受診。このままでは改善がこころもとないと、発症から約2週間で来院。来院前の聴力は左。約4ヶ月加療したが、途中で改善が停止。かなり改善したものの、固定とみなして終了とした。最後の聴力はもう少し上昇していた(1kHzが40dB)。
スクリーンショット 2024-09-13 11.28.58
通院中に発症した突発性難聴(40代前半女性、会社員)
 他の訴えで通院中に突発性難聴を発症。2ヶ月後には海外に移住予定で、速やかな改善を必要とした。約1ヶ月余りで、完治とは行かないまでも、一定の改善を見た。少し聞こえにくかったのが、ほぼ聴こえるという状態に移行。最終検査の後も、出国直前まで治療を継続された。
スクリーンショット 2024-09-13 11.23.55
ステロイドが無効だった突発性難聴(50代後半女性、会社員)
 数日前の午後、急に右耳にこもりと耳鳴りが起こる。翌日耳鼻科へ行き、突発性難聴と診断。ステロイドを投与され約2週間で、500、1k、2kの聴力が30、30、45dBで、会話に多少の不便があった。当院で鍼灸を開始して2ヶ月足らずで10、10、10dBとなり終了した。
重度の突発性難聴からの改善(40代前半女性、会社員)
 ある日の朝、起きたら左耳が聞こえないことに気付いた。すぐに耳鼻科を受診したところ、測定圏外とギリギリ測定圏内という重度の聴力低下が見られ、突発性難聴との診断。その後1ヶ月間投薬を受けるも、ほとんど効果なくこの状態で来院。(写真左)。治療開始数回で、耳を触ると音が聞こえ始めた。改善は急速に進み2ヶ月を経過(写真右)。その後も加療を続けたが、ここで固定したようで、以後の改善は見られなかった。発症からもっと早く治療を開始していればと悔やまれる。
スクリーンショット 2024-09-13 16.39.20
ハント症候群または突発性難聴(40代前半男性、会社員)
 数日前に起床時に左耳が聞こえなくなっていることに気づいた。耳鼻科では(おそらく)測定限界ギリギリで、その後多少改善はされたが、鍼灸来院前は40〜55dB程度の聴力だった。随伴症状はこもり閉塞感と耳鳴り。
 2ヶ月以上前に帯状疱疹が左顔面部に発症。その後、左まぶたが右に比べて重く感じていたとのこと。この時から日数が経過しているが、ハント症候群の可能性もある。
 鍼灸開始後、聴力は徐々に改善し、約3ヶ月で1kHzより高音は5dBにまで改善し、治療終了とした。
めまいを伴った突発性難聴(20代後半女性・接客業)
 当院初診11ヶ月前に右耳に耳鳴りを感じ発症。そのうち消えるだろうと放置するも消えず、その5ヶ月後に市立病院の耳鼻科受診し突発性難聴と診断される。
しかしその3ヶ月後よりめまいも発症。更にその後3ヶ月後に当院初診。
 初回時はふわふわ感が常にあり、週に2回くらい強烈な回転性のめまいで起立困難でおう吐を繰り返していた。現状を知るために、すぐにオージオグラムをとってももらう(下表左側)。
 治療開始から、112日(治療回数18回)で聴力は正常に戻る(下表右側)。めまいは小康状態となったが、仕事の時間が不規則で疲労が重なるとふわふわした感じがする。また同時に耳鳴りもその時々に変化する。おう吐するほどのめまいはなくなり、不快感は初回比5割未満で推移。昼夜逆転の生活を改めるように指導するも、生活のために改善できず。しかたなく治療開始後1年経過して再燃防止のため治療を継続。cases_of_sd-01
強烈な聴力低下の突発性難聴(20代後半女性・公務員)
 来院3ヶ月前に発症。 近医で服薬、改善せず(下表左端)。総合病院の耳鼻科で15日間点滴(おそらくステロイド剤)を受けるが、高音域が改善せず、耳鳴りも頑固に残る。
 治療開始後、約300日(治療回数70回)で高音域改善(下表右端)、耳鳴りも有意に減少。その後は、月に3回程度、肩こりや耳鳴り再燃防止に来院。

cases_of_sd-02cases_of_sd-03

低音障害型感音性難聴(40代後半女性・事務職)
 2ヶ月前に左耳のこもり感から発症。すぐに耳鼻科受診、服薬開始するも改善せず。総合病院に転院し、9日間ステロイド剤点滴を受けるも改善せず(下表左端)。聴力低下とともに、こもり感、音割れ、高音の反響などの不快な症状も強い。
 当院受診後、治療102日間(回数24回)で聴力改善(下表右端)。耳鳴りは初回比2~3割に軽減。その後、時々3回の来院中にやや症状の波があるも、医師からは正常範囲と言われ治療終了。

cases_of_sd-04cases_of_sd-05

低音障害性突発性難聴(20代後半女性)
 4ヶ月前に一度こもった感じがしたがその時は病院へ行かず改善。そして来院5日前に朝から聴力低下を感じ耳鼻科を受診し、突発性難聴と診断され投薬を受ける。直後、総合病院に転院するが、同様の診断で投薬を受ける(下表左端)。その2日後に来院。発症後日が浅かったため、22日間(治療回数6回)で改善し、治療終了(下表右端)となる。

cases_of_sd-06

やや高齢の方の突発性難聴(60代前半男性)
 60才くらいになると、改善速度は明らかに低下する。その例をここに示す。
 来院1ヶ月前に右耳突発性難聴を発症。最初は聴力測定不能なほど低下していた(下表左端)。来院直前はやや改善していた(下表左から2つ目)が、やはり大きく低下していた。その後治療を開始し、徐々に改善していく(下表右から2つ目)。治療中にしばしば検査し、その都度の改善を見る。最後はその方のご都合で来院できなくなり終了(下表右端)。治療日数は185日(治療回数29回)であった。

cases_of_sd-07

他の鍼灸院から転院してこられた突発性難聴(50代前半男性)
 発症後、某大学病院の耳鼻科で2週間のステロイド治療で一定程度の回復をみて終了。しかし、耳鳴りと難聴が残り、某鍼灸院を受診。その鍼灸院で5回治療するも効果なく、当院を受診。治療数回で効果を実感するに至り、毎月の定期検診で、毎回聴力の改善が示されている。「この改善が続く限り治療を続けます」とのことで、通院中。最終的な結果もここで報告したい。また耳鳴りも徐々に減少し、休日などの心身共に安らげる日は、耳鳴りをあまり感じなくなった。(データがないのが残念です)
 この方は、突発難聴の治療が時間との戦いであることをよくご存じなのであるが、通院中に、当院の治療を急に中止され、他の鍼灸院を受診された。友人の紹介で「すぐに直してあげる」と言われたとかで。が、「行ってみたらさっぱりだった」と照れながら再度予約を取られて継続された。
 電話で相談すると「治りますよ」と簡単に言われる場合があると、しばしば耳にするが、どんなに名医であろうと、診察もせずに「治る」と断言することは不可能なはず。他のページでも触れているのでくどいようだが、こういう応対には注意が必要。
突発性難聴の耳鳴り(70代前半男性、無職)
 5年前に嘔吐とめまいで救急搬送され2週間入院、突発性難聴との診断のもと治療を受ける。当時の聴力は6分法で、右94.2、左29.2。現在も大きな変化はない。鍼灸来院3週間前より耳鳴りが大きくなる。「ジー」「キーン」と夜間覚醒するほどの大きさ。事前の電話相談で「年齢、経過を考えると改善の可能性は乏しい」旨を告げた。しかし最初の難聴が病院で全く治らなかったので、今回は違う方法をと、一縷の望みを託して来院された。
治療経過 耳への治療と自律神経の調整を行う。
4回の治療、全く効果なし。
5回目より、治療方針を変更し刺激量と経穴を変更。
8回で、耳鳴りがやや小さくなったとの事。
9回で、耳鳴りは来院前に比し、3~4割に激減。
11回目に来院時、耳鳴りは1~2割に減少し、苦にならなくなったとの事。治療終了。(治療期間42日)
(コメント・・・年齢、経過を聞き、当初から治せる自信も無かったが、治療方針の修正が効を奏した一例である。耳疾患の治療には、やはり経験則が大切である。)
耳鳴りと不眠が悪化した突発性難聴(30代前半男性・自営業)
 来院約2週間前に風邪をひき、それから左側の中耳炎に発展。軽度の聴力低下と強烈な耳鳴り、閉塞感、自声強調があった。中耳炎からの症状なので、炎症を早く引かせるために局所の血流促進を行う。計6回の治療で、耳鳴り、閉塞感、自声強調が気にならなくなり、聴力も正常域に戻った。
IMG_5142
高度難聴と強いめまいを伴った突発性難聴(40代前半男性・医師)
 診療休憩中に耳に閉塞感が生じた。その3時間後に吐気と回転性のめまいで歩けなくなる。翌日、自宅で立てず救急で日赤受診。ステロイドの点滴を受け、気分はましになったが聴力は改善せず。下表は、来院前、治療途中、治療終了時のオージオグラム。
IMG_5143 のコピーIMG_5144 のコピーIMG_5145 のコピー
4kと8kは低いが、ふらつきも当初に比し3、4割程度に改善し、日常生活の支障もほぼ無くなったので、治療終了となった。この間、約40日間。
発症直後に来院された突発性難聴(40代前半男性・作家)
 来院2日前に出張中に耳に水が入ったように感じた。翌日耳鼻科を受診すると低音域で聴力低下を認めた。同時に閉塞感と自声強調も起こった。その翌日には来院され、計3回の治療で快癒した。発症直後であるのと、服薬並行なので鍼灸の効果だけとは言えないが、発症から過去最速で来院されたケースである。下表は治療開始前と終了時。
IMG_5154 のコピーIMG_5155 のコピー
両側を襲った突発性難聴(30代後半男性・会社員)
 来院半月前に左側突発性難聴を発症。耳鳴りもあり、人の声が聞き取りにくい。医大病院で完治は困難と言われた。確かに聴力は頑固に固定しており、改善は見られず。しかし耳鳴りは改善し、意識しないとわからないレベルになった。ここまでで約3ヶ月弱。耳鳴りが当初に比して1/10程度になり終了した(約半年間)。その後時折肩こりに治療などに来院されていたが、通院が途切れてから9ヶ月経った頃に、次は回転性のめまいを伴った右耳の突発性難聴を発症。入院加療、退院後すぐに来院。3ヶ月間加療し、自覚症状も完全とは言えないものの改善し終了とした。
自覚症状が多い軽度突発性難聴(60代前半女性・主婦)
 来院10日前に左耳が聞こえにくくなり、突発性難聴と診断された。いつも行っている鍼灸院に治療を希望したが拒否された。治療開始してから約半月で閉塞感や耳鳴りが当初に比して1割程度に減少。聴力低下は軽度だったが、それも正常域に入り終了とした。
1ヶ月前に発症した突発性難聴(30代後半男性・公務員)
 来院1ヶ月前に右耳が聞こえにくくなり、近医で突発性難聴と診断された。その後大きな病院でステロイドの点滴を受けるも聴力改善せず。耳鳴り、補充、自声強調もあった。治療開始後、約2ヶ月で聴力も自覚症状かなり改善し、終了とした。下表1枚目の赤ポイントが治療開始前日。2枚目が終了時。
IMG_5158 のコピーIMG_5159 のコピー
耳鳴りや聞こえ方が最悪の突発性難聴(40代後半男性・公務員)
 来院2週間前に左耳が聞こえにくくなり、突発性難聴と診断された。耳鳴りが「が~」とひどく聞こえ方も最悪で苦痛。ステロイドで聴力はやや改善したが、補充と閉塞感もあり、趣味の楽器演奏に支障を来した。治療開始から約3ヶ月間、きちんと通院され、聴力は回復。補充、耳鳴りもかなり良好で終了。その後年賀状で良好が続いているとのことであった。下表は治療開始前と開始後のオージオグラム。
IMG_5162 のコピーIMG_5163 のコピー
自覚症状が残った突発性難聴(50代前半女性・主婦)
 2年弱前にふらつき、嘔気、聴力低下を来し突発性難聴と診断。鍼灸来院時には聴力は改善していたが、右耳に重りが入ったような不快感、閉塞感、耳鳴りが残っていた。約3ヶ月の加療で耳の症状はほぼ消失。その後も何度か腰痛などで来院されたが、再発していない。
自覚症状が残った突発性難聴(50代前半男性・会社員)
 ある日、ディナーショーで左側にスピーカーがあった。その2日後に音楽が右寄りに聞こえることに気づいた。耳鼻科を受診。左側の聴力低下はその後ましになったが、閉塞感、耳鳴りが消えなかった。治療開始後5回程度で自覚症状の軽減を感じ、計4ヶ月の加療で、症状は当初の1割以下に軽減して終了。
妊娠中に起こった突発性難聴(40代前半女性・主婦)
 出産予定日を二ヶ月後に控えたある日、右耳に違和感を覚えた。補充現象があり不快。妊娠中に薬を飲みたくないと、耳鼻科に行かず当院を受診。簡易の聴力検査を行うと、低音域が45dbに低下していた。耳鼻科受診を勧めたが拒否。出産までの短期間に、できる限りの通院を勧めた。ところが胎児の発育が早く、週数に比して2,3百グラムも大きく、また血糖値が高く早期に管理入院となった。その直前に再び検査をすると、低音域が15dbにまで改善していた。自覚症状も改善、終了とした。
耳鳴りががんこな突発性難聴(30代前半女性・会社員)
 ある日、起床すると左耳に閉塞感を感じた。2日後に耳鼻科を受診。低音域の低下(40db)、閉塞感に加えて「ボーッ」という耳鳴りがあった。4ヶ月の加療で自覚症状は消失。聴力も全音域で10dbにまで改善していたので治療終了とした。
低音障害性突発性難聴(30代後半女性・会社員)
 ある日、左耳がつまって聞こえづらさを感じた。4日後に耳鼻科を受診。低音障害性の突発性難聴との診断を受けた。発症してまだ日が浅かったためか、加療約1ヶ月で、聴力は正常範囲となり、耳鳴りも気にならないレベルになり、終了とした。下表は来院前と終了時。
IMG_5167 のコピーIMG_5168 のコピー
聞こえ方に違和感の残った突発性難聴(60代前半女性・ピアノ教師)
 起床時に左耳に「じー」という耳鳴りを感じた。翌日耳鼻科を受診、投薬を受けて聴力はすべて正常域に改善した。しかし耳鳴り、補充、閉塞感が残っていた。生徒が弾くピアノの和音がわからない、音楽を聞けないと来院。加療約3ヶ月で聞きに行ったオーケストラの音が割とまともに聞こえた。耳鳴りもかなり軽減したので終了。
発症後数年経って改善した突発性難聴(30代後半女性・楽器商)
 7,8年前に左耳の詰まった感じがして耳鼻科を受診。風邪と言われて、忙しさで放置。やはり不調を感じて耳鼻科を受診。当院来院の2,3年前に突発性難聴と診断を受ける。投薬でやや改善したものの症状は残った。楽器を販売するのに音色が聞けないと支障があると来院。治療開始から約3ヶ月後の検査では聴力の改善を確認。自覚症状も当初に比して2割程度まで改善。終了とした。下表は治療開始前と終了間際のオージオグラム。
IMG_5169 のコピー
発熱に続いて起こった突発性難聴(40代後半女性・会社員)
 風邪で微熱が出て、それに続いて声が出なくなり、さらに耳の閉塞感が出現。耳鼻科で聴力を測定したところ、全体的に35db程度の軽度難聴が判明。8kのみ50dbであった。耳鼻科での服薬を継続したが、耳鳴りと閉塞感、そして8kの聴力低下は改善されず。発症からひと月経って来院。ち治療7回、期間ちょうどひと月間で8kが25dbに改善しており、閉塞感は消失、耳鳴りも1/10程度となり終了。
早い治療が奏功した突発性難聴(20代後半男性・学生)
 2日前に左耳に「キーン」という耳鳴りが起こった。翌日耳鼻科へ行くと4kHzとkHzがそれぞれ65dbと80dbまで落ち込んでいた。早い治療が良いとのことですぐに来院。3回の治療で聴力は30dbくらいに。5回の治療ですべて正常域に。閉塞感は消失。耳鳴りも7割減少。その後に転居で終了。
聴力回復後の耳鳴りと閉塞感が残る突発性難聴(30代前半女性・会社員)
 5ヶ月前起床時に急に奇妙な耳鳴りを感じたが、その日はそのまま出社。夜に耳鼻科を受診すると突発性難聴とのことで、低鬼機が55dbまで低下していた。その後大きな病院に転院、加療。聴力はほぼ回復(125〜250Hzが30db)したが、耳の圧迫感、水が入った感じ、補充(音が割れる)耳鳴りが波のように変則的に反復出現。ここで来院。
 治療8回で症状は8割消失し、少し経過を見ようとしたら再燃。疲れたら聞こえ方も変な感じ、こもった感じとのこと。そこからまた8回加療して、たまに耳に圧迫感を感じる程度にまで軽減したとして終了。

TEL 075-212-9278 受付時間[ 月〜金 ] 9:00 - 20:30[ 土 ] 9:00 - 20:30

PAGETOP
Copyright © 1990 Nakamura Acupuncture Clinic All Rights Reserved.