京都四条烏丸、滋賀栗東小柿。不妊症、突発性難聴、円形脱毛症、顔面神経麻痺、各種運動器疾患で本院新患5,305人(2023末)、年8000人以上の施術実績。

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メニエル、その他の改善例

 ここでは突発性難聴以外の耳疾患、低音障害性感音性難聴およびメニエル病、良性発作性頭位変換性めまい症、ハント症候群、および様々な耳に関する深い症状について、その改善例をご紹介します。

過去千人の耳患者さんの中では例を見ない耳症状(40代後半 男性 会社員)
 会社の同僚で、当院で聴力回復された方からのご紹介で来院。2ヶ月前から耳に振動を感じるようになり、ひと月前からそれが毎日常に感じるようになった。「耳が揺れる」と言われるが、このような症状に遭遇したことがない。しかし、耳鳴りがあったり、トイレの換気扇の音が不快であったり、テレビの音がうるさく聞こえたりするとのことで、明らかに蝸牛症状は存在するので、難聴の治療に準じて行った。何が効を奏したのかわからないものの、症状は3割程度にまで改善。ある日、フルマラソンを走られた翌日から症状が更に軽快し、なにもかもあまり気にならないレベルになり終了とした。やはり有酸素運動は良いということなのであろうか。
耳に水が入ったような不快感(30代後半男性、博物館学芸員)
 半年前より、耳に水が入っているような閉塞感がする。耳鳴りは昔から少しある。耳鼻科を受診。内耳圧は異常なし。転院し総合病院にて、聴力検査、耳管共に異常なく抗炎症剤を処方されるが、4週間服用するも変化無く終了。点鼻薬はひと月半継続し、最中はややましだったがやめると元通りになるので、中止。
治療経過 週に1回以上の通院頻度で、5回で効果の実感を目指した。仕事が非常に多忙な時期がまもなく終わるとの事で、少し改善に期待が持てた。
治療5回で、閉塞感は運動時のみとなる。高音が聞こえると違和感がある。耳鳴りはあまり変化なし。
治療8回で、閉塞感はあらゆる環境で減少。耳鳴りは初診時に比し1割程度まで減少。仕事が徐々にゆったりしてくるので、ストレスは減るだろうと予測して、ここで治療終了。
(コメント・・・この方の研究分野に大きなブームが来て、講演、執筆活動が急激に増加し、ストレス過剰であった。耳には充分な睡眠や休息が大切である。)
再発しためまいや耳鳴り(40代後半女性・主婦)
 約35年前にメニエルと診断されたが、投薬で終息していた。約10年前に再発。また当院来院数ヶ月前より耳鳴りとふらつきが頻繁に起こるようになった。聴力検査では8kHzのみ若干低下していた程度なので、自覚症状の寛解に努めた。4回の治療でめまいや耳鳴りが9割減少。肩こりがひどいので、めまいやふらつきを誘発していたかもしれない。
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年齢的なあきらめもあったが、2〜3週間前から「ジー」「キーン」という耳鳴りが大きくなり、夜間も目覚めてしまうほどになった。聴力回復にあまり希望は持てないが、耳鳴りが小さくなるように治療を開始。7回目の治療あたりで効果が出始め、10回の治療で当初に比し約1〜2割にまで減少して、終了とした。
様々な原因が考えられためまい(60代後半女性・主婦)
 4ヶ月前に、自宅でふらつき。好きだった卓球が行えなくなった。来院2ヶ月前に体位変換で回転性のめまいが起こり、耳鼻科を受診。服薬の効果は不明。更に来院1ヶ月前には心療内科で投薬を受けた。めまいの起こり方が不自然であった。体位変換で回転性めまい。座っていて立ったときにふらつき。服薬やうがいで頸部を後ろに倒すとふらつき。この3つはすべて異なる原因の可能性がある。それぞれ頭位変換性めまい、自律神経性めまい、頚性めまい、と考え、複合的な治療を行った。約4ヶ月間の治療で、それぞれの症状が終息し、日常的にめまいを意識しなくなり終了となった。
頭位変換性めまい(60代前半女性・主婦)
 1週間前に、いきなり回転性のめまいに襲われる。頭を下から上へ、左から右へ動かすとめまいが起こる。病院で投薬を受ける。発症から日が浅いこともあってか、徐々に収束し、6回の治療でほぼ快適にすごせるようになった。その翌年、翌々年に、手や足など、異なる訴えで来院されていたが、その後にめまいは起こっていない。
めまい、ふらつき、耳鳴り、嘔気(50代前半男性・会社員)
 5年前にめまい初発。その後ひどくないために放置。来院2ヶ月ほど前から回転性めまい、ふらつき、嘔気、耳鳴りが起こる。耳鼻科で聴力検査で軽度難聴となったが聴力低下の自覚は無い。6種の投薬を受けていた。治療開始して2、3ヶ月で良好な日が増え始めた。半年経過して、薬をすべて止められたが、耳鳴りやめまいは日に2、3度、10〜20秒程度と落ち着いたので終了。その半年後に腰痛で来院。めまいなどの症状の再燃はなかった。
音が変に聞こえるというメニエル(40代後半女性・医師)
 来院約2ヶ月前から聞こえる音に異変を感じ始めた。その1ヶ月後に右耳で電話が聞こえにくくなった。うつ傾向となりその後に退職。それもショックとなった。来院直前には、めまいと耳鳴りで動けなくなる時があった。時折片足立ちができない。この状態で来院。治療開始してめまいが徐々に良好となり、1ヶ月で、少し感じる程度にまで改善。耳鳴りも消失し、1ヶ月あまりで終了。その3年後に再発で来院。今度は約2ヶ月半かかったが、それも終息し、終了とした。
聴力低下と諸症状を伴った中耳炎の後遺症(40代前半女性・無職)
 来院約1ヶ月前に閉塞感、聴力低下、痛みを感じ耳鼻科を受診。中耳炎と診断され、入院投薬を受ける。痛みはなくなったが閉塞感が取れない。来院前は軽度難聴。
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約2ヶ月間加療し、聴力はすべて正常域になり、閉塞感も良好で治療終了。
聴力低下の後にめまいを起こしたメニエル(40代前半女性・事務職)
 来院約9ヶ月前に左耳が聞こえにくく感じた。その半年後にめまいが起こるも、耳鼻科で投薬を受け改善。しかしその1ヶ月後に再発悪化。MRIなど諸検査異常なし。今回は2ヶ月間以上も服薬しても改善しないと来院。来院時にはめまいでまっすぐに歩けない、立っているのがつらい。また閉塞感、補充現象、耳鳴りもあった。加療1ヶ月で諸症状改善し、飲み会にも行けるようになった。そして2ヶ月半で、聴力は正常に。下表は、治療開始前と終了時。

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自律神経性のめまい(30代前半男性・運送業)
 6年前から仕事が多忙に。4年前からグラグラとしためまいを感じるようになった。睡眠も浅く感じた。大学病院やめまい専門外来で加療するも改善せず。来院時には日に20回もグラグラと揺れる感じがする。おそらく過労による自律神経性のめまいと考え、自律神経の調整を主眼に加療。約2ヶ月でめまいは激減。日に1〜2回、1回が3〜5秒程度となり、日常生活も快適となり終了。
3週間前からのふらつき(70代後半女性・主婦)
 夜トイレに行こうとしてふらついて壁つたいに歩いた。その日から動くとふらふらする。耳鼻科で点滴を受けるもスッキリせず。この状態で来院。治療開始から4回の治療でふらつきは消失。「もっと早くに来たらよかった」と言われた。自転車に乗っている時は起こらないとのことで、メニエルなどの耳疾患ではないと説明。自律神経性のめまいであった可能性が高い。

 

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