京都四条烏丸、滋賀栗東小柿。不妊症、突発性難聴、円形脱毛症、顔面神経麻痺、各種運動器疾患で年間8,000人の来院(2025末)

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逆子について

当院の逆子(骨盤位)治療の流れ

エコー

エコー

赤ちゃんの向き(胎向)はしばしば変わりますので、毎回エコーで正しい胎向を確認することが重要です。

  1. まずエコー(保健所了承済み)で、赤ちゃんの位置を確認します。 産婦人科で逆子(骨盤位)と言われても、来院時に治っているケースが約2割あります。逆にエコーがない場合、2割の人が逆子でもないのに治療を受けていることになります。
  2. 逆子であることを確認したら治療を始めます。
    治療は足に鍼をします。これで子宮の血流量が上がったり、収縮が抑制されたりします。また足の小指にお灸をします。現在は電気で行います。これは温度の均一化と不要なやけどの防止の為です。
    その後に腹部への鍼はわずかにちくっとするくらいの軽微な刺激で行います。
  3. 治療の直後に10分間逆子体操をして頂きます。
    お灸により胎動が増え、鍼によりおなかの張りを緩和しますので、その直後に体操をすることに意味があります。運が良ければ、この逆子体操の後に、赤ちゃんの向きが大きく変化している事があります。
  4. 3で治っていなければ、赤ちゃんの回りやすい方向に横向きに寝て、しばし安静にして頂きます。その間に、肩こりや腰のだるさのある方には、少しマッサージでほぐします。 別途料金は発生しません。
  5. その後、自宅でせんねん灸と逆子体操をして頂きます。 
    お灸直後の逆子体操に意味がありますので、日に出来れば2、3回して頂きます。
  6. 数日間隔で何度か通院して頂きます。
  7. 通院回数は、最低3回をお願い致します。この3回でもし治らない場合、改善の可能性をお話します。
    赤ちゃんの角度、向きなどが3回とも変わっていなければ、改善の可能性は低いと言えるでしょう。

以上、安全且つ効果的な治療法ですので、安心の上来院下さい。沢山の産婦人科や助産院から多数のご紹介があります。

逆子治療を行う意義

逆子治療「赤ちゃんが子宮の中で動きやすくする治療」を行う意義には、次のようなことが挙げられます

1、子宮に術創を作ることで、次の妊娠の妨げになる
 切開した部分の壁は薄くなり、次の妊娠で子宮の伸長に耐えられず、必ず次も帝王切開になります。
 また出産後はすぐに次の妊娠ができないので、その間は避妊しなくてはなりません。年齢が30代後半以降の人は、この待機期間で妊孕力が低下し、二人目不妊になる確率が上がります。
 またその部分に炎症が持続し、炎症産物である体液、血液が子宮内部に長期間に渡り分泌され続けることがあります。これは通常の診察では発見できず、着床の時期のみに子宮内部の液貯留として認められます。これは子宮蠕動運動のリズムによるものです。

2、来院された医師が言われたのですが「逆子が治らなくても、逆子治療を続ける意義は大きい」と。
 どういうことかと言いますと、赤ちゃんが子宮の下部で固着すると、子宮から頸管あたりに圧迫が継続し、組織の癒着を引き起こすのだそうです。最悪の場合、組織の挫滅を引き起こします。だからその医師は、治る見込みがほぼ無くなっても、帝王切開の直前まで来院されていました。実際の帝王切開を見てこられた医師ならではの見解でしょう。
 実際に調べてみると、このような固着が起こった状態で帝王切開を行うと、帝王切開後の慢性的な炎症、出血が手術部位より拡大持続し、不妊の原因になることが、世界的な医学会でも報告されています。ですので、赤ちゃんが子宮下部に固着しないように、常に子宮内で浮いている状態を維持した方が良いということになります。

4、筋膜の断裂を伴う
 昨今、広範囲な腰痛や神経痛に筋膜の存在意義が明らかになってきました。「筋膜リリース」という言葉をお聞きになった方もおられるでしょう。この筋膜の滑りが良くないと、意味不明な痛みを起こします。これが帝王切開では切開され、しかもそれは縫合されずに萎縮したままになるので、この状態が慢性痛を引き起こします。手術部位から離れたところでも痛みを起こしたりします。

4、術後慢性骨盤痛のリスク
 内部臓器にメスを入れることは少なからず組織の癒着を引き起こします。それが子宮と膀胱の癒着を引き起こしたりして、いつまでも下腹部、骨盤底部などに違和感ないし鈍痛が持続します。長い人では数年から生涯とおして持続します。帝王切開が非常に多い国では、社会問題となっています。

5、胎児が子宮頸部を圧迫し続けることによって、中年期の子宮頸部延長型の子宮脱(子宮口が膣に垂れ下がってくる状態)を起こすリスクが増大するかもしれません。

6、他にもありますが、総合してみると、できる限りの努力はしておくべきだと思います。

以上は、母体に対する影響ですが、もちろん生まれてくる赤ちゃんにも影響はあります。詳細はお尋ねください。

 なお逆子治療を受けられる際は、必ずエコーのある鍼灸院で受けてください。胎児の向きは鍼灸師の触診で簡単にわかるものではありません。

逆子治療費

初診料(今後、他の症状で来院されても、新たに初診料は発生しません) 1,000円

治療費(エコーでの観察と自宅用セルフ灸を含みます/術前にエコーで頭位であった場合は治療費はいただきません)

5,300円

患者様の声

Hさん 31才、職業 医師

来院時:妊娠37週1日(第3子)
来院時の胎向:骨盤位第2胎向第1分類(当院のエコーで患者様とともに確認)
来院時の胎児体重:2800g弱

お手紙治療後は、胎児の傾きがやや変化した程度。その2日後に産婦人科を受診されると、頭位に改善されていて、その時の胎児は既に2800gでした。またその後11日後に経膣分娩にて無事ご出産されました。

コメント・データ

<エコー導入から平成29年8月31日までに治療を終了された427人の骨盤位のデータ>

逆子改善率

表の見方と治療効果の解説
1,当院では3回以上の治療をお願いしています。例えば2回の通院では1回目の治療効果しか確認できず、無効と判断するには早計であるので、判断を保留としています。一方3回お越しになると前の2回の効果を確認できるので、それをひとつの目安として、3回以上の通院者における改善率を示しています。
2,32週以下では、来院時に逆子が治っている(初診時頭位)場合が約2〜3割おられます。これはエコーを備えているからこそわかることですが、これくらいの週数は放置しておいても治る可能性が高い事を示しています。
3,しかし33週以後は、自然に治る方は顕著に減少しています。ですのでここからの改善率が依然として5割以上となっていることから、「鍼灸をしなくても治ったかも」と言える32週までと違い、33週からは「鍼灸をしたから治った」と言える例が増えていると思います。
4,37週以上で来られた方に改善が多いのは、胎児が大きくても子宮に回転するゆとりがあったこと、逆子になってすぐに来られていること、経産婦さんが多いことが、理由として挙げられますが、数が少ないのであまり参考にはならないと思います。
5,これらを初産婦、経産婦に分けて見たりすると、おそらく後者の方が改善率は高いと思われます。が、前回の出産から何年を経過しているか、例えば昨年出産したか、5年前に出産したかで経産婦と一括りに出来ないので、その経過をも考えると、更に膨大な数で検証をしなければならず、それは現段階の数では不可能と思われます。

以上より、逆子になった場合は週数に限らず、速やかに来院された方が良いと思います。回転するために子宮にゆとりがあるうちにトライしてください。

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