当院は、国内の鍼灸院ではもっとも早く精子観察用顕微鏡を導入しています。治療では、精子を観察し数値化した上で、神経学的に組織学的に、可能な限り再現性の高い治療法を採用しています。ご相談はお気軽にどうぞ。
精子は約2ヶ月半をかけて作られます。つまり治療を開始して、効果が最大限わかるにはそれくらいの期間が必要になります。過去に来院され、顕微授精でしか妊娠は望めないと言われた例をご紹介します。
この方は、産婦人科、泌尿器科、当院の三カ所で精子をカウントされていました。治療開始から2〜3ヶ月で、一気に精子の状態が改善されているのがわかると思います。結果、顕微授精ではなく人工授精で成功されました。
当院は、2016年に国内の鍼灸院で初めて、精子観察用の顕微鏡を導入た鍼灸院です。オリンパス社製で鍼灸院としては最高の機種で、精子の動画をスマホなどで撮影してお持ち帰りいただくことも可能です。
さて男性不妊の場合は、特にご夫婦での通院をお勧めします。奥様も同時に来院された24組ご夫婦のうち16組がご懐妊に至っています。また男性単独でお越しになった方は2人のみですが、ご懐妊の確認はできていません。
妊娠された奥様の年齢は、44才6ヶ月を先頭に40代が3人、他は30代となっています。
中でももっとも顕著に改善した方をご紹介します。
鍼灸来院までに採卵23回、採れた胚盤胞はわずか3個で移植はすべて陰性でした。奥様もご主人もしっかり治療に通われて、鍼治療中は10回の採卵で7個の胚盤胞が取れて(13%→70%)、1回目の移植で妊娠流産、2回目の移植で妊娠、無事にご卒業されました。この奥様は電車で1時間半をかけてきちんと通院されての快挙でした。奥様のAMHは0.3、妊娠時の年齢は40才。ご主人は乏精子症でした。
またこんなご夫婦もありました。ひとり目希望の際は、奥様が当院で治療、ご主人が他の鍼灸院で治療を受けて顕微授精で授かられたのですが、二人目の時はご夫婦共に当院に通院されて人工授精で妊娠、無事卒業されました。
他にも様々なケースがありますが、当院での治療では神経学的に組織学的に、可能な限り再現性の高い治療法を採用しています。ご相談はお気軽にどうぞ。