鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
先日の新患さんのお話。
中学生の女の子で、右膝の下が痛いので診て欲しいとの事。お母さんからお電話で問い合わせをお受けしました。中学生という事で、年齢を考え色んな疾患を想定しなければなりません。
湯浅先生が担当されたのですが、事前に手技の再確認をしました。運動器疾患で若い患者さんほど、通常の膝関節疾患に加えて、様々なスポーツ外傷を想定しなければならないからです。
当院は不妊症の方が沢山お越しになられますが、鍼灸院である以上、色んな疾患に対応出来なければなりません。日々時間があればこの様に練習をしています。
ちなみにこの女の子のお母さんは、十数年前、そのお母さんがまだ独身時代に京都の本院に通院しておられ、滋賀に分院が出来てからはそちらにも来られていました。中村先生に「◯◯さんの娘さんでした」と伝えると、すごく懐かしがっておられました。
なかむらの本院は開設して25年以上を経ているので、口コミでもこうした二世代の通院があることに、院の歴史を感じます。草津はまだ4年あまりですが、良い歴史を作って行きたいと思いました。
今日は名古屋で不妊鍼灸NWの今年度第1回研修会がありました。
今回は午前中に中村先生の免疫学講義があり、研修会前に「新しい免疫学入門」と言う本の必読が前提での講義でした。免疫は難しい上に登場する名前が多すぎて、中々理解を深めるのは苦労しました。講義を受けて少し理解が深まったかな?と思うと同時に、分かっていない部分も見えたので、帰ってまた勉強です。
免疫は不妊症だけでなく、色んな疾患に関わってきますので、これを理解しなければいけないとヒシヒシと感じました。
午後からはグループワークで、仮想患者さんの問診についてのディスカッションでした。何人かの先生で一つの事象を考える事で、自分一人では気付かなかった視点や思考に触れる事が出来ました。
これをする事で物事を多面的に捉える訓練になると思いました。
今回も内容はかなり濃かったですが、勉強になりました。研修後に行った懇親会では手羽先が出ました。濃かったですが、メチャクチャ美味しかったです(^^)