鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
来る24日、不妊鍼灸ネットワークの研修会が名古屋であります。お電話も受けることが出来ないと思われます。
毎回研修会は洗練され、よりプロフェッショナルな内容だと感じます。会の先生方も、勉強熱心な先生方ばかりで自分も頑張らねば!と思います。
今回は中村先生から免疫学のご講義があります。免疫は複雑で分かりにくいのですが、しっかり勉強して来ます。
日曜日に来られている患者様にはご迷惑をお掛けしますが、治療の質の一層の向上のため、何卒ご理解下さいますよう、よろしくお願い致します。
振替として、25日(月)を終日診療します。
当院には、コンスタントに不妊の新患さんが来られます。
スキルアップと事前学習を兼ねて、12日に京都本院で中村先生から色々教えて頂きました。今回は、南先生、湯浅先生もそろって全員参加のレクチャーでした。
京都に着いて、暑い…人多い…と思っていたら、祇園祭の鉾の準備中でした。私が見たのは菊水鉾で、凄く迫力がありました!
そういえば、数年前京都で仕事終わりにスタッフ全員で鉾を見に行ったなぁ〜。人の多さと暑さにやられたのを覚えてます(>_<)
今年も人が多そうですね。
昨日、山科から草津にお越しの方より、近所のスーパーのお話をお聞きしました。そのお店は近隣のスーパーより安いそうです。
しかしお店の雰囲気はというと、、、今風の綺麗なスーパーとは違うそうです。
どちらかと言うと、、、ボロい、、、との事。
でも考えてみてください。
例えば定価1000円の商品があるとして、A店では900円で販売していたとしましょう。それより安く売ろうとすれば、当然ですが何かの経費を削らねば安くすることは出来ません。
(仕入れ値が同じだとして、、、ですが)
お客さんは安くで買いたいでしょうから、何を削って売価を下げるか頭を使わねばなりません。これってどんな業種でも同じことが言えますね。このお店は、建物や内装に必要以上にお金をかけることより、安く良い物を提供することを選んでいるのだと思います。
鍼灸も同じです。
たいてい治療費はどこもそんなに大きく変わりません。
そうすると、レベルを上げて、設備を充実させようと思えば、普通のお商売だと単価が上がります。それを上げないようにするにはどうしたらいいでしょうか。
それは、無駄な経費を掛けないことに尽きます。
いろいろなサービスが世にあふれていますが、断言できます。
タダの物は一つとして存在しません。
全て販売価格に上乗せされています。
ゴージャスな造りで、一等地にあれば、それは必ず治療費の上昇か質の低下を招きます。鍼灸院を数多く観察して、また幾つもの院から経営相談を受けてきましたが、高い値段だから良いと思った院は1軒足りともありませんでした。
モータースポーツにF-1というレースがあります。現在、あの車に積まれているエンジンの排気量はたったの1.6リッターです。市販車ならかなり小さめです。なのに、なぜあれほど早く走れるのでしょうか。それは無駄なものをそぎ落として「走る」ことに特化しているからです。
ゴージャスな室内で、心地の良いシートに座って、音楽でも聞きながら、、、なんていうから車重は重くなり1.6リッターエンジンの出力では早く走れないのです(P/W比)。それでも早く走りたい人は、排気量が大きく、値段の高いクルマを買わなければなりません。
もう一つ大切なのはドライバーの技量です。これで車の性能を引き出せるかどうかが決まります。
私たちが目指すのは「走ること」にかけて最大の努力をすることです。それこそが早く目的地に着く方法だからです。
すみません、しょぼい建物で。
すみません、駐車場が離れていて。
すみません、わかりにくい場所で。
でも中身はF-1のエンジンを積んで、運転技術も切磋琢磨しています。
皆様を出来るだけ早く目的地にご案内したいと、治療者(ドライバー)はいつも頑張っています。
written by なかむら