最近の日記

遅れている?

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こんにちは。湯浅です。

先日、患者さんとの会話で日本の不妊治療は遅れているのか≠ニいう事が話題になりました。

日本は世界的に見ても不妊治療施設が多く体外受精の実施も多い割には出生率が低いからです。

この事実のみ知ると、日本の不妊治療技術は低いかの様に受け取れます。

それ以外にも、卵子提供や着床前遺伝子診断(PGD)や着床前スクリーニング(PGS)などの技術も一般的には行われていない…等も遅れている≠ニいう事になるのかもしれません。

本当にそうなのでしょうか。


ジャーナリストの宮下洋一さんが『卵子探していますー世界の不妊・生殖医療現場を訪ねて』(小学館)という著書の中でこの点に触れておられました。


要は誰の為にどの様な技術や制度をどこまで使うのか、その為にガイドラインや法制度をどこまでもうけるのか、等が国の倫理観によって異なるという事です。

赤ちゃんが欲しい両親の為なのか、産まれてくる赤ちゃんの為なのか…

国の倫理観といっても各個人の倫理観とはまた異なる為、なかなか難しいですね。
そもそも国の倫理観を決めているのは誰なのか…等も考える必要がありそうです。

又この本では日本女性が国内で不妊治療をする際の問題、資金的、男性の意識の低さ、仕事と出産の関係等についても追っています。


不妊治療に携わる方の葛藤は本当に様々ですが、
その葛藤の背景にあるものや国外の事情を知る事で、何か少しでも解決できる事もあるかもしれません。

しっかり読んで考えていきたいと思います。

DVD

こんにちは。湯浅です。

最近、戦闘モノのDVDをよくみています。

ハートロッカー、13時間、キャプテン・フィリップス、ホテル・ルアンダ…など。

戦闘モノといっても実話かほぼ実話をベースにつくられた作品ですが^_^

ハラハラドキドキだけでなく、色々と考えさせられる要素が強くとっても見応えがあるものばかりです。


以前、ポケモンGOにはまったという患者さんが、それをしている時間は妊活を忘れられる、と仰っていました。

前回のブログの患者さんもそうですが、妊活という先の見えない戦いを、皆さん様々な工夫で乗り切られているのだなぁと思いますね。


大人になって、新たに何かにはまる事も中々難しいものですが、DVDなら気軽で良い気分転換になるのではないでしょうか。

DVDだと映画館で観るのに比べてその世界に入り込めない事もありますが、戦闘ものはグイグイ引き込まれる気がします。

というわけで、戦闘アクション(特に実話)はおすすめです^_^

車と妊活

こんにちは。湯浅です。

最近はゲリラ豪雨と雷にあう機会が多いですよね。

草津在住で車を持っていない私にとって、雨と雷は本当に困りものです。

タクシーを使おうにも混雑してて予約できなかったりするので、南草津駅から田んぼの間を通って帰る時なんかは、雷が落ちないかヒヤヒヤ…

こういう時の交通は車が良いようですね。
例え落ちても、中は安全という事です。

とはいっても、雨や雷の為に車購入するのももったい無いので、もっとバスの本数が増える事を願うばかりです(_ _)


さて同じ草津在住の30代前半の妊活患者様、
初めての体外受精で思うような結果にならず、暫く病院をお休みして体も気持ちもリセットして次の採卵に向かいたいとの事。

さらに、この間を有効に使おうと運転免許もとる為に学校に通われ始めたそうです!

車が無いとちょこちょこ不便があり、今後の事を考えると免許とるなら今しかない、と。

妊活患者さんにとっての数ヶ月はとても貴重なものです。
せっかく鍼も始めた事だし、じっくり治療もしたい。
焦る気持ちは抑えて、その間を有効に過ごそうというお考えの様です。

お仕事もされているし、どこにそんなパワーがあるのかという程華奢な方なので、びっくりしました^_^


近い将来には妊娠と運転免許、両方とも叶いますように。