2016年02月20日

耳鼻科研修

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今日(2・20・土)は、堺市の「もり耳鼻咽喉科」の森克己先生から、耳鼻科診療の実際を学びました。当院では、挙児希望の方々が沢山来院されますが、不妊症というのは、病名ではなく状態を表す言葉です。そこで、実は単一疾患としてもっとも多いのは、実は突発性難聴なのです。

本日は、耳鏡による鼓膜診察、ファイバースコープによる鼓膜観察をしつつ、鼓膜の形状について解説を受けました。

またティンパノメトリー検査を私と当院の湯浅と、堺市の鍼灸院の喜多先生で互いに計測しあって、森先生からは鼓膜の性質についてご講義いただきました。

またオージオグラムでは、気道、骨導計測を実体験し、解説いただきました。

さらに、当院での難聴患者さんの実際をお話して、鍼灸の有効性をご理解いただきました。

極めて実りある土曜の午後となりました。

採卵時機と成績の関連

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鍼灸を開始して、体外受精の採卵成績が向上するのが、開始からどの程度の時機で具体的に有意差が出るかの検証を始めた。

3月13日の「明日の不妊症看護を考える会」でお話するのが目的だ。
生殖医療専門医の先生が来られるかもしれないとなって、
ここはやはりきちんと鍼灸の説明をせねばならない。

鍼灸に効果がないなら、採卵成績はじわりじわりと下降し、
且つ、毎回の有意差は大きなデータではでないはず。

鍼灸が効果を及ぼしうるなら、
どの程度の期間で効果が出るか、絶対に明らかになるはずだと
検証を開始した。

またもやカルテとの格闘だ。