日々の診療の様子をお伝えします
当院に通院されていてご懐妊に至った方が、久しぶりにお電話下さったと思えば、標記の病気を発症されたとのこと。
臨月に入って、急に眼が見えにくくなり、大学病院にて上記の診断を受けられた。調べて行くと、この疾患にはスーパーライザーが効果的とのことで、
「あれ?その機械、聞いた事あるな、、、なんだっけ?
そうだ、鍼治療で受けていた。」
と思いだして来院。
(ネットで調べると、本疾患にSLを使用している眼科のなんと多い事に驚かされた)
他の血液検査、眼底及び脳の血流造影検査など一通り受けられ、原因不明との事。血圧も正常、妊娠状態もいたって良好。
(余談になるが、鍼灸が着床障害を免疫寛容で改善するとしたら、妊娠高血圧は有意に減少すると考えている、、、ので、それを聞いてほっとした次第)
そこで、スーパーライザーと(網膜血流量に有意な改善を某大学病院の眼科が証明した)鍼灸治療で、なんとか出産までこぎ着けたい。
医師は、妊娠中でもあり手を出せないとのたまったとの事なので、こりゃ私たちの出番でしょう!!
網膜が、出産時の急激な血圧変動に耐えられますように!
医師の検査結果と付き合わせながら治療をプログラムすることに。
WHOは白内障に鍼灸が有効としており、また当院では緑内障の眼圧の抑制例もあるので、全力をつくすべし。生まれてくる我が子をしっかりと見られるように!!
名だたる研究者達の論文に並んで、
私の論文が掲載されました。
http://jglobal.jst.go.jp/detail.php?JGLOBAL_ID=200902230553569220
過敏性腸症候群に関する論文です。
いやあ、ビックリ。
この論文は、当針療所サイトには掲載されていませんが、
統合医療センターの方に掲載されています。
http://www.togoiryo.jp/naika.sis.html
どうぞごらん下さいませ。