最近の日記

症例報告の記載

こんばんは、松田です。

スギ花粉に毎年悩まされる私ですが、ここ最近ようやくピークを超えたような気がします。それでも目薬と花粉症の薬は手放せませんが。


さて、今月は無事ご懐妊し治療を卒業された妊活患者さんが3名、もうすぐ卒業の方も数名いらっしゃいます。


鍼治療を卒業されたら、それで終わりか?…というと、そうでもありません。データ入力等を含め、色々やることがあります。その中の一つが症例報告です。


卒業される際、何名かは症例報告として治療経過をホームページに載せる許可を頂いています(勿論、個人が特定されないよう配慮しています)。許可を頂いた方から症例報告をまとめていくのですが、私はこの作業を大切にしています。


カルテの始めからカルテを読み込み要約しつつ、自分の治療や患者さんに対する受け答えを振り返り、他の先生とのやり取りを改めて見ることで多くの気付きが得られるからです。一方、症例報告としてホームページには経過を載せない方の治療経過も、データ入力する際に必ず経過を見直します。


今月の様に、当院卒業者が多い月は作業に時間がかかりますが、私自身のスキルを磨くのに必要な時間です。これからも反省点を活かし、自身のスキルを上げていくことが出来るよう、精進していきます。

新年度スタート

こんにちは、松田です。


先日総院長である中村先生からサンスベリア(別名トラノオ)という観葉植物を頂いたので待合室に飾ってみたのですが、お気づきでしょうか...笑
100均ショップで購入したピンクとホワイトのカラーサンドとペットボトルを使って春らしく飾ってみました。


外でも桜が綺麗に咲き始め、日中は気温が20℃を超える日が出てきました。春到来、そして新年度スタートです!


当院では3月末に長年勤めて下さっていたパートスタッフさんの一人が退職し、4月からは新体制でのスタート。4月から入職する新人スタッフはいませんが、また新たにスタッフが増えるようなことがあればお知らせしたいと思います。


さて、当院は今年で10周年を迎えます。こうして節目の年を迎えることが出来たのも、当院に通って下さっている皆様のおかげです。


3月からは新しい機器(スーパーライザーEX)を全国でもいち早く導入し、より効果の高い治療を提供出来るようになり、最近では紹介やホームページを見て来院される方、以前通われていた方の来院が増え、平日夜や土日は予約がかなり埋まるようになってきました。日によってはキャンセル待ちが出るほどになっております。


通院しようか悩んでいる方はお早めにご連絡下さいね。お待ちしております(^^)

スーパーライザーEXと美容レーザーは似てる?

新しいレーザー(スーパーライザーEX)を導入し、1週間が経ちました。

先日、中村先生から、『美容医療で使用されるレーザーの波長とスーパーライザーEXの波長が似てる』という話が出ました。


肌に有害な光で有名なのは紫外線と近赤外線です。紫外線はシミ、近赤外線はたるみやほうれい線の原因となります。


『スーパーライザーって近赤外線でしょう?顔に当てていいの?』


…と仰る方もいると思います。しかし、顔面神経麻痺の方々の治療の際、顔にレーザー照射も行いますが、特に副作用が出た事はありません。それに実は美容レーザーも近赤外線を使っています。


そもそも美容医療で用いるレーザーには大きく分けて「光治療」、「レーザー治療」の2種類あります。


それぞれの違いは「パルス幅(光が照射される時間)」と「波長」です。


「光治療」はパルス幅が長く、光は照射ターゲットの周囲にも広がり、威力は穏やかで熱が広がります。実際「光治療」でよく使用されるレーザー「IPL(=Intense Pulsed Light)レーザー」は複数の波長(約500〜1200nm(近赤外線と可視光線領域の波長))を持ち、パルス幅が長いという特徴があります。


一方、「レーザー治療」はパルス幅が短い為、熱が広がりにくく、威力は強くなります。またここで用いられる通常のレーザーは、1種類の単調な波長であり、同じレーザー名であっても複数の波長が存在し、特徴が異なるものもあります。


スーパーライザーEXの光の波長(600〜1000nm)等の特徴を光治療に使用されるレーザーと比較すると、とても良く似ていることが分かります。


確かに近赤外線はたるみ等の原因と言われますが、それは長時間晒された場合であり、短時間の弱い照射であれば、線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン等の産生を促し、肌のシワを改善する等の効果が期待出来るとのこと。


美容機器ではないスーパーライザーEXを顔に照射することで、どの様な美容効果が出るかはスタッフの間で実験中ですので、また面白い結果が出るようなら報告したいと思います(^^)