No.141の記事

グループ学習

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こんにちは。湯浅です。

大雨のあとは猛暑…
身体にはとっても酷な環境ですが、皆様は健やかにお過ごしでしょうか。

通勤途中でチリンチリン…と涼しげな音を耳にしました。
昔ながらの風鈴でしたが、暑さを音でまぎらわしているんですね。
厳しい自然の暑さを受け入れた上での身近な工夫と思うとなんだか素敵です。

といっても、最近の暑さは風鈴ではとても紛らわせない気もしますが^_^;



さて先日、1年間かけてグループ研究してきた「妊娠高血圧症候群」ついて、ジスラム研修にて発表して参りました。

「妊娠高血圧」という原因が特定されていないけれども妊婦さんの身体に様々な問題を引き起こす可能性のある現象に対し鍼灸治療は介入できるのか、というのがグループテーマです。

まず、とっても複雑な病因病態を理解するところから始まりました。

分子生物学や血管、自律神経、免疫の基本書を何度も読み返し体系的に把握。
その上で論文などを読み進め、
最終的にチームが出した結論は「介入可能性あり!」

この辺りの話に興味をお持ちの方は仰って下さいね。



発表に向けて準備するなかで、身体が本来備えている自然治癒力の中で鍼灸がどこにどの様に影響を及ぼし作用するのか、などの理解が進みました。

とてもワクワクしながら学習を進める事が出来たので、今後もこの様なやり方で様々な疾患への鍼灸介入可能性を探っていきたいと思います。


もちろん、そこで得た知識や技術は患者さんに還元させて頂きますのでお楽しみに^_^!