No.128の記事

鍼灸とレーザーの融合

こんにちは。湯浅です。

先日初診の「突発性難聴」60代男性患者様

仕事上、移動が多いが30代の頃からパニック障害を患っている為電車に乗れず、車を運転するしかない。聴力の左右差があると運転に差し支えるという事。
どうしても聴力を回復したいとおこしになりました。

様々な院のHPを読まれた上で当院を選んで下さりました。

難聴だけでなく7年前からの耳鳴り、こもり感やパニック障害、強烈な肩こり等とても大変な状況なのですが、ご本人の目的はとにかくまずは聴力を回復したいという事。
ですので初診では難聴に対する当院の治療を説明させて頂きました。

鍼だけでなく、レーザーも不安があるという事。
お仕事上、レーザーと聞くと侵襲性の高い工業用等を思い浮かべて怖いという事でした。

そこで、当院で使用しているレーザーについての作用機序や鍼とレーザーの治療目的等をしっかりお話させて頂くと、当院ならではの鍼灸治療とレーザーの融合できる点に期待をしていると仰って下さいました。


レーザーと聞くと何か得体の知れない不安や抵抗を感じる方は少なくないと思います。

私自身がそう感じていた為、使用するにあたり色々調べてきたのですが、これまでに本当に沢山の実験が行われ、さらに背景の理論もしっかりしていますし、その効果も実感しています。

そして今回は難聴に特化して説明しましたが、実はこの患者様の不調すべてがレーザーによる星状神経節照射によって改善の可能性があるのです。

この患者様の終了時、全ての症状が改善している様にしっかり頑張っていきます。