鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
こんにちは。湯浅です。
鍼灸師を目指して専門学校に入学した時から随分時間が経ちました。
この間ずっと身体に触れる事をし続け、最近自分の感覚が変わってきた事に気が付きました。
それは、体表に鍼やお灸で刺激する事の重大さ、です。
(例えば当院で不妊治療を受けられた患者様はご存知かと思いますが)あの様なささやかな刺激でも身体にはとても大きな生体反応を引き起こすのだという事です。
なので、変わった様に思うのは患者様の身体に鍼を入れる時の意識です。
単に鍼を刺している≠フではなく、刺激をして生体反応を起こすお手伝いをしている≠ニ鍼を入れる時に意識している自分に気が付きました。
おそらく、意識の変化と共に鍼の入れ方も変わって来ているのではないかとも思います。
本当に奥深いなぁと思います。
そしてこの様に気づく事が出来たのは、なかむらや当院に勤務する中で生体の基礎知識を学び直した事や患者様にじっくり時間をかけて治療できる環境のお陰です。
石の上にも三年
もうすぐ入職から丸三年が経過する今日この頃、この言葉を実感します。