鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
こんにちは。湯浅です。
今年に入ってからの出来事で、とくに感慨深い妊娠報告がありました。
約2年前に人工受精段階で当院の治療を開始され、通院開始直後のタイミングで初めて妊娠された30歳代後半の方からのご報告です。
それまで一度も陽性反応がなかった為、鍼のお陰です!とても喜んで下さいました。
そして今回の妊娠報告はお二人目…ではありません。
悲しい事に、初めての妊娠は心拍確認後に流産されてしまいました。
赤ちゃんの心音が確認出来ないと言われたが納得いかないのでもう一度病院に行く、鍼治療は暫くお休みしたい、と泣きながらお電話がありました。
お互いにハイタッチして喜び、母子手帳をもらった事やや予定日や出産施設のご相談まで色々お話しされていただけに私自身もとてもショックだったのを覚えています。
今から3ヶ月程前に鍼治療を再開されるまでの間、既に体外受精にも進んでおられましたがやはり一度も妊娠陽性反応がなかったという事です。
今回は卵質向上の治療を3ヶ月かけて行った後での採卵で胚盤胞まで育つ卵子を得る事ができ、新鮮胚移植での妊娠でした。
一度目も二度目も当院の治療開始後、比較的早い段階で妊娠されておられます。
それは偶然でしょうか。
私もその方も、一度目は着床のアシストに、二度目はそれに加えて卵質向上という鍼治療の目的がバッチリ当てはまったのではないかと思っています。
もちろん妊娠に必ず成立する方程式などはありませんが、その方にとっては奇跡的といえる結果を度々目の当たりにすると、やはり偶然とは言えないものを感じます。