No.104の記事

肩関節周囲炎

こんにちは。湯浅です。

昨日は南先生、森田先生、林先生と一緒に肩関節周囲炎の研修を受ける為に大阪へ。

草津通院中の患者様は婦人科や耳鼻科、脱毛など比較的時間をかけて治療が必要な疾患の方が多い為、その通院中には主疾患以外に肩関節の違和感、だるさ、痛み…など訴えられる方も多いのです。

ですので、整形疾患についても常に最新の情報をアップデートし続けておかないと、という意識で参加してきました。


昨日の研修はまさに、「最新の肩関節周囲炎」という事で、
日頃臨床にあたっておられる整形外科医、理学療法士、鍼灸師の先生方がそれぞれの立場から現場の事を教えて下さいました。

鍼灸で出来ない事、出来る事の判断の為に必要な知識やより効果的な鍼灸治療のタイミング等の患者様を早く改善に導く為に必要な知識を学びました。


そして、やはり強く感じた事は、共通して必要な事は解剖や病態の深く正解な理解だという点です。

この点は当院でも最も力を入れている部分でありますが、さらに努力で補っていかねばならない共通言語であると言えます。

鍼灸師が得意なのは体表の観察である様に思いますが、医師や理学療法士の先生方がより深い知識をもっておられる体内の観察がすごく重要であると感じました。

医師や理学療法士と同じ業務はできませんが、例えばエコーの技術や正解な運動療法の知識をつける事で私達ができる治療の幅がぐんと広がるという様なヒントも頂けました。


又鍼灸の治療については先週のジスラムで受講した関節リウマチ治療と共通する考え方もあり、改めて鍼灸治療ならではの強みを見直すきっかけにもなりました。


先週、今週とインプットした沢山の知識はしっかり自分の中に落とし込み、患者様にアウトプットしていきたいと思います。