鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
こんにちは。湯浅です。
当院には脱毛治療を希望される方も多く来院されます。
脱毛には段階があり、今どの段階にあるかなどでも変わってはきますが、時間を必要とし、患者さんにも術者にも根気が必要となるケースが多い様に感じています。
昨年、ほぼ同時期に治療をスタートされた、小学校低学年の患者さんと高校に入学したばかりの脱毛患者さん。
共に親御さんに送り迎えをしてもらいながら、頑張って治療を続けておられます。
小学生の患者さんは一二箇所の小さな脱毛である単発型から全頭型という、頭髪がほぼ抜けてしまう状況に急速に進行している真っ最中に治療をスタートされました。
小さなお子様なので、親御さんも定期通院には苦労されておられる様ですが、
幸い、数回の治療で産毛の発毛がみられ、脱毛が進行している様にみられる最中でも常に発毛し続けたので、それを励みに頑張って通院して下さいました。
その後も紆余曲折ありましたが、最近になってようやくほぼ生え揃う状況を迎えました。
一方の高校生はまた違う経緯でした。
小さな脱毛が見つかった10日後に治療を開始されたのですが、なかなか発毛がみられず、更にじわじわとではありましたがその一箇所が拡大し続けていたのです。
その上、ご本人は部活で忙しく、ご両親もお仕事の為なかなか予約を取りづらい状況であったにも関わらず、ほんとうに根気強く治療を続けて下さりました。
その結果、ついに昨年末、うっすら産毛が生えてきたのを皮切りにどんどん発毛が進み、先日の来院の際には殆ど埋まっている状態にまでなりました。
先週、お二人(と親御さん)にはやっと、卒業までのお話をする事が出来ました。
それぞれにお話したあとで、もしかするとほぼ同時期に卒業して頂けるかも!という事に気付き、何だか不思議な気持ちになりました。
お二人共に早くゴールを迎えて頂けるよう、私も精一杯頑張ります。
こんにちは。湯浅です。
3月19日(日)不妊鍼灸ネットワークの公開講座が京都で開催され、当院も参加させて頂きました。
『鍼灸を検証しよう!』というメインテーマのもと、
・データを取るためにどんな思考が必要か
・その思考の為にどれ程地道な作業が必要か
・それに正面から向かう事の大切さ
・外から見た鍼灸の現状を知り、どうしていく事が必要か
など、とても深く学ぶ事が出来ました。
さて、このブログを読んで下さる方の中には、
我々鍼灸師がデータをとる必要性が分からない、と思う方もおられるかもしれません。
身体の事だけ深めたら良いんじゃない?と思われるのも当然なのですが…
データをとることは、それを検証する事で自分の行っている治療の曖昧さをなくしていき、結果的により良い治療法を考える手段になるのです。
鍼灸治療というのは多様性があり、こういう症状にはこの方法という共通がありません。
それは色々やってみれるという良い面もあるのですが、 曖昧さが入る余地もあるのです。
治療を受けておられる患者さんは、自分が受けている治療に関して、果たしてより効果的なやり方が選ばれているのか、なんて分からないですよね。
日々の治療の中で感じる疑問などをデータ化する事で、そのやり方で良いのか否か、又何が必要なのかが具体的に見えてくるのです。
自分のやっている事を振り返るという、苦しい地道な作業と向きあっていかないとな、と改めて思います。
実践されている中村先生や先輩方を追いかけ、努力しなければ…
日々の臨床を見直したいと思います。
こんにちは。湯浅です。
巨匠レオナルド・ダビンチの代表作「モナリザ」が見せる有名なほほ笑み。
謎めいた感情の象徴とされ、多くの人にとって最初は優しい笑顔に見えるものの、長く鑑賞すればするほど、あざけりや悲しみの表情にも見えてきますね。
段階を踏んだ様々な実験により、この表情は『喜び』を表していると結論づけられたようです。
独脳科学者のコルンマイヤー氏によると、この実験により、「私たちの脳には喜びや悲しみを計る絶対的な尺度はなく、多くは文脈に頼っている」ことが分かったと説明。
要は観た人の受け取り方次第という事は、より多くの被験者が喜びの感情を受け取りたいと考えていた、という事なのではないでしょうか。
確かに喜んだり、楽しそうな方をみるとこちらまで幸せな気持ちになる事がありますよね。
この記事に触れながら、
治療に携わっていると患者さんから沢山喜びを頂けるなぁとあらためて思いました。
その方の改善がみられた時や妊娠、ご出産の報告を聞いた瞬間というのは、私も本当に幸せな気持ちになります。
治療に携わる事が出来、少しでもお力になれたのかもしれないと思うと尚更です。
より多くの患者さんの喜びの瞬間に立ち会わせて頂ける様に、日々精進して行きたいと、心から思います。
こんにちは。湯浅です。
不妊治療患者さんの悩みの一つに“ご主人との温度差”が挙げられます。
生理が来るたびに母胎としてのタイムリミットを意識せざるを得ない女性と何も変わらない男性とでは温度差が生まれるのはしょうがない事ではありますが…。
もちろん、ご主人の方が積極的なご夫婦もおられますが、少数派ではないでしょうか。
ある漫画を紹介した記事でこの点について触れていました。
『それでも産みたい-40歳目前 体外受精を選びました-」
小林裕美子さんという方が描かれたものです。
・そもそも本当に子供が欲しいと思っているのか
・自然妊娠が難しければ、不妊治療に進むのか
・不妊治療ではどのステップまでためすのか
・不妊治療に使う金額の上限はどの位か
・それでも授からなければ、養子を迎えるという選択肢についてどう思うか
等、しっかり話し合っておく、ないしは話し合っていく事の大切さについて端的にまとめておられます。
不妊治療という時間制限付きゴールの見えない戦いの中で、この点をクリアーにしておくと心強いですね。
男性をその気にさせるのは、可愛い赤ちゃんの写真%凾フぼんやりしたイメージより、卵胞数の減少%剞ウ確な情報や数字に基づいた、第三者の客観的な意見の方が良い、という指摘には、なるほど…。
さっそく読んでみようと思います。
一口に温度差といっても、それぞれの悩みの内容や深刻さは千差万別、ご夫婦の数だけあるといっても過言ではありません。
少しでもその悩みに寄り添える様に、視野を広げていきたいと思います。