日常よしなし事

感覚の変化

こんにちは。湯浅です。

鍼灸師を目指して専門学校に入学した時から随分時間が経ちました。
この間ずっと身体に触れる事をし続け、最近自分の感覚が変わってきた事に気が付きました。

それは、体表に鍼やお灸で刺激する事の重大さ、です。

(例えば当院で不妊治療を受けられた患者様はご存知かと思いますが)あの様なささやかな刺激でも身体にはとても大きな生体反応を引き起こすのだという事です。

なので、変わった様に思うのは患者様の身体に鍼を入れる時の意識です。

単に鍼を刺している≠フではなく、刺激をして生体反応を起こすお手伝いをしている≠ニ鍼を入れる時に意識している自分に気が付きました。

おそらく、意識の変化と共に鍼の入れ方も変わって来ているのではないかとも思います。

本当に奥深いなぁと思います。


そしてこの様に気づく事が出来たのは、なかむらや当院に勤務する中で生体の基礎知識を学び直した事や患者様にじっくり時間をかけて治療できる環境のお陰です。

石の上にも三年
もうすぐ入職から丸三年が経過する今日この頃、この言葉を実感します。

昔ながらの…

こんにちは。湯浅です。

患者様とよく話題になるのがストレッチや筋トレ等のセルフケアの事。

そんな時に私がおすすめしているのは昔ながらのラジオ体操です。


ラジオ体操が良いと思う理由は…

@あの音楽を耳にしたら勝手に身体が動く→わざわざ新しい事を覚えなくて良い

A第1と第2をやっても10分ほどなので隙間時間にできる

B全身の筋肉を動かす様にプログラムされている


特に新たに何かを始めようという場合、@つ目の要素は大きいのではないでしょうか。


数年前にブームがあり、その際「大人の為のラジオ体操−DVD付き」を購入しました。

この動きはここをストレッチしているという様な解説がついてある為、やり甲斐も感じられて良いです。

身体を動かすと気持ちもシャキッとしてくるので一石二鳥でおススメです!

出来る事

こんにちは。湯浅です。

毎日寒いですが、心がほっとするニュースがありましたね。

先日からの福井の大雪で動けなくなった車のドライバー達に、某中華料理店スタッフが500人分の食事を作り無償で届けた、というもの。

実行した副店長さんは自身の阪神大震災での経験から、今回の事を思い立ったという事です。

「飲食やってるならこういう時は人のためにやらないと」とおっしゃっていたそうです。

困った人がいたら出来る人が出来る事をする、というのは当たり前の様でも普通は中々出来ないものですよね。

心が動かされる報道でした。


この話を聞いた時、
鍼や灸という昔からある身体に優しいやり方で困っている方の役にたつ事が出来たら…という、鍼灸師になりたいと思った頃の自分を思い出しました。

もっと経験を積み、出来る事を増やしていきたいと思います。