鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
こんにちは。湯浅です。
治療中、どうしてここに鍼をするのか、レーザーを照射するのか…などお話ししています。
そういう時、特にはじめて治療を受けられる方などは、こんなにきっちり説明してもらうとは思わなかった、など言って驚かれます。
ですが、その時にお話ししている事は、まだまだ表面的な事なのです。
その奥深くにはもっと深い知識の層が広がっているのですよ。
我々スタッフはそういうものを勉強しているのです。
勉強を深めれば深めるほど、一つの治療法の根拠が奥深くみえてくるのですが、それと臨床が一致する瞬間はほんとに感動します。
日頃から中村先生が仰っている「知層を重ねる」(「地」ではなく「知」なのです)事の大切さ、こういう時に特に実感します。
その勉強の為に、スタッフ全員で今取り組んでいるのが生物の勉強と英語論文の和訳です。
知層のベース部分と向き合っています。
患者様により誠実に、より良い効果を感じて頂ける様に、日々を過ごしていきたいと思います。
こんにちは。湯浅です。
先日の大雪はなかなか大変でしたね。
雪に慣れない私はふつうに自転車に乗り、ツルッと滑りそうになりましたσ^_^;
皆さん、そんな事にならない様、充分お気つけくださいね。
さて 患者様はご存知の通り、当院は築〇〇年と年季が入った一軒家です。
おそらく、その大雪の時の重みがキッカケだと思うのですが雨樋が壊れ、修理をお願いする事になりました。
その際に屋根瓦や雨樋をまじまじとみたのですが、そもそも何の為にこういう物があるのかなぁと思い始め、調べる事にしました。
屋根に瓦を使用するのは江戸時代に防火対策を目的として広まった様ですね。
それまで特別な建物にしか使用されなかった瓦が一般化できたのは、三井寺の瓦師によって安価な瓦を発案されたからという事です。
雨樋は瓦屋根が主流になった際に建物の部材保護の為に普及してきた…など、なかなか奥深い歴史を感じました。
昔から使われている物にはやはり合理的な目的があるものですね。
歴史が浮き出てくる様で、面白い体験でした。
こんにちは。湯浅です。
先日、通勤途中で獅子舞を見かけました。
お祭り等でよく目にしてきた獅子舞、お店の中まで入りお店の方の頭を噛んでいるような獅子舞は初めて見ましたが、異様な存在感がありますね。
これにはどんな意味があるのだろうか?と思い伺ってみた所、悪魔祓いをしているとの事でした。
日本では、16世紀の初め、室町時代に伊勢の国で飢饉や疫病を追い払うため、お正月に獅子舞を舞ったのが始まりといわれています。そこから全国に広がり、様々な形式で地域に残ってきた様ですね。
草津は宿場町として商店が多かったからこのような形式になったのかなぁ、と想像が膨らみました。
また獅子舞が人の頭を噛むことは、その人についた邪気を食べ、悪いことから守ってくれ、ご利益があると考えられているのだそうです。
より良い一年を願う気持ちは今も昔も変わらないのだなぁ、と思うと何だか不思議ですね。
年初めにこのような伝統行事を間近に見物出来た事で、清々しい気持ちになりました。