鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
こんにちは。湯浅です。
長浜では、今、伝統的な曳山まつりが行われている様ですね。
長浜から通院されている患者様から教えて頂いたのですが、その方のイチオシは、『子ども歌舞伎』。
小さなお子さんが一生懸命演じているのを見ると、感動しますよ。とっても良いですよ。
と、教えて下さいました。
確かに、小さなお子さんはもちろんのこと、学生さんなどが一生懸命何かに打ち込んでいる姿なども感動しますね!
私も数年前、京都マラソンを偶然目にした事があるのですが、大人に混じってまだ華奢な学生ランナーが一生懸命走っているのを目にした瞬間、涙が出てきたという思い出があります。
あんなしんどい事を、ただ勝ちたいという気持ちだけで一生懸命できるなんて…という感動だったと思います。
そこから思いだしたのが昨年の夏、治療に来られた中学生ランナーの事。
部活の練習を繰り返す中で膝周りの筋肉を痛めてしまった様でした。
とってもハードな練習内容な上、お盆開けに試合を控えているという状況。
練習を休みたくもないし、試合にも出たい、鍼治療で早く治したい。といって来院されました。
幸い、早く回復され、練習もほぼ予定通りに参加できた様でしたが、そういえば彼女も一生懸命だったなぁ、と思い出しました。
スポーツをする学生さんの純粋な気持ちに触れたり、又 治療という形でサポートさせて頂ける事に改めてやりがいを感じます。
この様な治療に携わる場合は、何より早く回復して頂ける様に、治療技術を磨いていこうと思います。
こんにちは。湯浅です。
本日、草津は休診日ですが、京都の本院にスタッフ集合!
男性不妊、婦人科不妊、IBS、という当院でも得意とする治療の、新患問診の聞き取り学習の為です。
本院では何と、朝から新患さんが3人も!
今日も中村先生による、最新の知見を交えた問診から、沢山学ばせて頂きました。
午前中の聞き取り学習の後は、近くでランチを頂きながら、露木先生や森田先生と復習をし、午後からはまた本院へ。
この様に、常に本院にて知識のアップデートをしながら、当院の治療も常に進歩し続けております。
草津や京都ではちょうど桜が見頃を迎えており、家の近くや本院近くでも見応えのある桜がとっても綺麗でした^_^
知識のアップデートとお花見、充実の1日となりました。
こんにちは。湯浅です。
顔面神経麻痺で通院中の患者様。
2ヶ月前の筋電図やスコアー等の結果を元に、当初より考えておられた手術の相談を形成外科医となされました。
結果、まだ神経と筋の機能が残っているからそれを伸ばしていきましょう、という話になったそうなのですが、
その方法として提案されたリハビリ方法を伺って驚きました。
まず一つとしては物理的に外から刺激を与える事。
マッサージや顔ヨガ等のセルフケアや、鍼灸治療もここに入りますね。これは一般的なリハビリというと思い浮かぶ事。
意外だったのがもう一つ。
自分の顔の神経が筋肉に繋がっているというイメージをしながら、動かしたい筋肉に触れて下さい、というもの。
それによって脳に誤解をさせるのが目的との事です。
このイメージトレーニングが前者と同じ位大切だと指示があったそうです。
確かに、プロスポーツ選手などが試合直前にイメトレをしてパフォーマンスを上げるとか聞いた事はありますが、日常のリハビリの現場でも取り入れられているんですね!
ただ、患者さんによると実際にするのはすごく難しいとの事。
そこで、顔面の骨、筋肉、神経の解剖を軽くお伝えしたあと、しっかりイメージする為にご自身でも詳しく勉強されてみては?を提案し、自分の国家試験時の勉強法等軽くお伝えしてみると、
それ良いですね!でもあの解剖の生々しい写真をみるのはちょっと…とのお返事^_^
確かに、見慣れないとキツイかもしれませんね 笑
でも頑張ってみると言って頂けましたので、私も更に深く勉強しておこうと思います!
国家試験での勉強がこんな所で役に立つとは…笑
スポーツやリハビリに限らず、能動的に良いイメージを脳に思いこませる事で日常生活を少しでも明るく幸せに過ごせるのかもしれませんね。
更に、イメージという漠然としたトレーニングでも、効率的に結果出す為には勉強が必要だなぁということも考えた出来事でした。