日々の診療の様子をお伝えします
分院も無事オープンして、ほっこりです。
久々にみんなで美味しいものを食べに行こうかななんて、
お店をネットで探していると、何か変な記述。
口コミ100%のお店って、、、。
何が100%??
ちょっと何言ってるのか分かんないんですけど。。。
(サンドイッチマン風に、、、笑)
口コミ100%ならネットで宣伝しなくてもいいのでは?
それともネットからは1人もお客さんは来ないのか?
またはネットからのお客さんはお断り?
そんな事はないと思いますが、、、だとすると、
口コミ100%と言いながらホームページがある事自体、
すでにウソつきですね。
結局、何が言いたいのかわかりません。
当院の分院である草津栗東鍼灸院が、本日スタートしました。
詳細はこちら、、、
http://hari-9.com/shiga/index.html
初日の今日、新患さん2人を含む5人が来院されました。
新患さんのお一人はかなり前から(おそらく半年以上)当院の鍼灸を受けたいと思っていらっしゃったそうで、この日を待って頂いていたようです。そんな話をお聞きすると開設した甲斐があったというものです。
沢山の方からお花を頂き、とってもゴージャスな玄関になりました。ありがとうございました。またお一人ずつへのお礼は改めて個別に申し上げたいと思います。
患者さんが皆さん帰られてから問題提起会議。動いてみて初めて見えた不備、トラブルなどを出し合い、それらを今後修正して行きます。
そしてすべて終わったとき、、、ちばレディースクリニック院長の千葉先生がわざわざ心配して見に来て下さいました。今後も協力して下さると言う暖かいお言葉を頂きました。
皆様方に見守られ、励まされ、祝福され、大変幸せな一日でした。
昼食懇親会を終えて、まず第1講は「なかむら第二針療所における不妊治療の実際」です。
当院での不妊治療がどのように行われているか、そのままをお見せするという内容です。問診患者役を田邊美晴先生が務め、治療患者役を露木藍先生が務めました。
まず田邊先生の頭の中にある患者さんが想定されます。それは私には事前に知らされる事無く、あくまで初診患者さんへの対応をガチンコで行いました。
またその後は、露木先生が患者さんになり、実際に治療。その様子を集まった先生方にご覧頂き、その後にご質問、ご意見を頂きました。自分の治療を、この道のエキスパートの方々に見てもらうことに意義があります。
第2講は徐先生の講義。第3講は三瓶先生の講義。
最後に全員で質疑応答。
このネットワークは、ただの集まりではありません。学会でもありません。互いの切磋琢磨の場、なのです。
次は9月23日東京で第2回が開催されます。ここでは、アキュラ鍼灸院と明生鍼灸院の不妊治療の実際を見る事が出来ます。
学会や講習会では、表面的な事しかお話しできないし、全てを見せるには設備的にも時間的にも難しいのですが、こういう研修会だからこそそれが可能になります。
東京で、日本1、2とも言われる不妊治療を見られることは、今から楽しみでなりません。
まずは、昼食で懇親会兼自己紹介。
この10人は今後とも、日本の不妊鍼灸の普及啓発のために、
厳しい切磋琢磨と揺るぎない友情を誓い合いました。
場所はなかむら第二針療所おとなりの料理屋さんです。
待ちに待った不妊鍼灸ネットワーク第1回研修会が当院で開催されました。
全国の名だたる不妊鍼灸の先生が集まりました。
北海道 浜口健介先生
たった4時間の滞在のために千歳前泊で京都へ。
北海道での不妊鍼灸では第一人者かと。
宮城 阿部千代人先生
震災で壊滅的な被害を受けた気仙沼からわざわざ飛行機で入洛。
新進気鋭のハンサムな先生。
福島 三瓶真一先生
原発爆発で今もなお不安定な状況で駆けつけられました。
自然妊娠にかけてはこの人の右に出る人は少ないと思われる。
東京 徐大兼先生
東京で最も来院者数が多い鍼灸院のひとつアキュラ鍼灸院院長。
不妊症を多面的に捉えていく手法は学ぶところが大きい。
愛知 鈴木裕明先生 木津高義先生
日本の不妊鍼灸の基礎を築いた明生鍼灸院の本院長と分院長。
鍼灸治療における妊娠1000人を誇る。
当会では鈴木先生は名誉会員です。
山口 篠田純子先生
当院で5年以上勤務した先生。
最新の不妊鍼灸を学ぶために新幹線で3時間かけて参加。
鹿児島 柿内孝弘先生
婦人科のみならず、鹿児島での若手のホープ。
運動器疾患では日本鍼灸師会臨床研修会講師。
以上のメンバーが集結。
群馬の秋森徹二先生は、公益社団法人群馬県鍼灸師会副会長で、
この日が総会のために参加できずに残念無念。
プログラムは、中村による実技、徐、三瓶先生による講義。
その後、様々な院の手技などを話合ったり、と密な5時間でした。
続く、、、。
写真は向かって右から、木津先生、阿部先生、中村、三瓶先生、鈴木先生、浜口先生、徐先生、柿内先生、篠田先生。
当院の前で記念撮影しました。
5月20日に滋賀に分院がオープンします。
医療機器の搬入はすべて終わり、あとは細かな作業とリハーサルを残すのみ。
しかぁ〜し!!
スタッフが足らん、、、とほほ。
どこかに根性のある鍼灸師はおらんか〜ぃ??
新患さんの予約が次々と入ります。
ゆっくり離陸するつもりが、
「Running Take Off」になりそうです。
ついぞ2、3ヶ月前はのんびり構えていたのに、
のんびりでは許されなくなって来ました。
巷はGWとかで連休ですね。
当院は今日と明日は診療です。
4連休なんて取ったら、治療すべきときに出来ない人が多すぎて、
それはよくない事が起こるからです。
例えば、連休前後に胚移植する人。
その人達に「この時に!」治療しないなんて考えられません。
誤差は、せいぜい2日と見ています。
それは高度生殖医療を受けている方ばかりのためではありません。
他の疾患においても、治療を1週飛ばす事により、
何かしらの不都合が生じたり、患者様が不安になったり、
そういうことは往々にして起こりえます。
実際に、今日も朝8時ころから今の時間まで予約はすべて詰まり、
お昼休憩もありませんでした。
明日は遅くとも夕方には終わらせて頂きますが、
そこまでは休憩無しの予約状況です。
治療計画をしっかり立てるということは、
その計画に責任をもつということであると思います。
そして今日は、ある患者さんが卒業されました。
妊娠12週。
流産防止を他の院で断られた方です。
他の不妊に力を入れている院に問い合わせると、
「急に言われても、何かあったら文句を言われるので」
と断られたそうです。
流産を予防するために、
どういった方法が効果的であり、
どういった方法が危険であるのか、
しっかりと認識できて、それを裏付けるデータがあれば、
自信を持って治療できるはずです。
信頼関係は、来院されてからつくりあげるもの。
きちんとしたデータ、それに基づいた説明と同意、
そして人と人とを結ぶのは正しさと優しさ。
当院に在籍する鍼灸師達に教えるのに、
実はこの2つがもっとも大切なことなのかもしれません。