No.5013の記事

GWまっただ中

晴れ

巷はGWとかで連休ですね。
当院は今日と明日は診療です。
4連休なんて取ったら、治療すべきときに出来ない人が多すぎて、
それはよくない事が起こるからです。

例えば、連休前後に胚移植する人。
その人達に「この時に!」治療しないなんて考えられません。
誤差は、せいぜい2日と見ています。

それは高度生殖医療を受けている方ばかりのためではありません。
他の疾患においても、治療を1週飛ばす事により、
何かしらの不都合が生じたり、患者様が不安になったり、
そういうことは往々にして起こりえます。

実際に、今日も朝8時ころから今の時間まで予約はすべて詰まり、
お昼休憩もありませんでした。

明日は遅くとも夕方には終わらせて頂きますが、
そこまでは休憩無しの予約状況です。

治療計画をしっかり立てるということは、
その計画に責任をもつということであると思います。

そして今日は、ある患者さんが卒業されました。

妊娠12週。
流産防止を他の院で断られた方です。
他の不妊に力を入れている院に問い合わせると、
「急に言われても、何かあったら文句を言われるので」
と断られたそうです。

流産を予防するために、
どういった方法が効果的であり、
どういった方法が危険であるのか、
しっかりと認識できて、それを裏付けるデータがあれば、
自信を持って治療できるはずです。
信頼関係は、来院されてからつくりあげるもの。
きちんとしたデータ、それに基づいた説明と同意、

そして人と人とを結ぶのは正しさと優しさ。

当院に在籍する鍼灸師達に教えるのに、
実はこの2つがもっとも大切なことなのかもしれません。