日々の診療の様子をお伝えします
昨日はプリモパッソオーケストラの演奏会でした。
今回は、いやはや上がりました。
舞い上がってしまいました。
前半、弓が踊るは、臨時記号見落とすは、
いわゆる「ぎぎっ!」とした音をだしてしまうは、ほんとに散々でした。
そんなコンディションで自信喪失の私は、
普通なら3rdポジション第2指で弾ききるところを、
卑怯にも解放弦で「ひゅーーーーっ」と弾いちゃいました。
ああ、なんて気弱な私。
ジャンプの直前に回転数を減らすスケーターの気持ちがわかるわ〜。
しかし、メンコン良かったですね〜。
ソリストの村上さん、初のコンチェルトとは思えない堂々とした演奏。
最後の弾き振り(G線上のアリア)も見事でした。
実は、あれ、私1度も自己練習してなかった。。。爆。
患者様、友人、そのご家族の方々、
沢山足をお運び頂きまして、誠にありがとうございました。
注・メンコン…メンデルスゾーンの(バイオリン)協奏曲(コンチェルト)のこと。
写真は終了後に舞台裏にて。
もう一枚は、演奏会中。向かって左側ファーストバイオリンの2列2行目(用語としてはセカンドプルトのイン)が私です。
当院に来院されている方でラジオのディレクターさんがおられます。
その方に演奏会のチラシをお渡ししましたら、
「ラジオで紹介してあげましょう!」
と仰って下さいました。
なんと、
http://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/hokahoka/schedule.htm
20日(月)朝8時過ぎから、電話インタビューです。
でも、私はそういうのは恥ずかしがりなので、
当楽団の広報担当の方にお任せしました。
皆様、演奏会来て下さいね!
私 中村の所属する楽団は、7月10日(日)(1時半開場、2時開演・北野こども文化会館エンゼルハウス大ホール)に次の演奏会を開く事になりました。もちろん入場無料です。
ベートーベンの序曲の中で重厚で大迫力の「エグモント序曲」は、きっと聞きごたえ充分な、、、はずです。
ハイドンは「交響曲の父」と呼ばれ沢山の交響曲を作曲しましたが、晩年の傑作である第104番「ロンドン」は、彼の死後200年が経ってなお色あせない秀逸なシンフォニーです。といっても、ハイドンをまともに聞いたのは私も今回が初めてです。笑
メインの曲は三大バイオリン協奏曲のひとつであるメンデルスゾーンの協奏曲です。あまりに有名ですので、クラッシック音楽になじみが無い方も、聞けば「あ、これか!」とお分かり頂けると思います。これは私が中学2年生の時に初めて買ったレコードの曲でした。まさかそれを自分が演奏する事になろうとは、その時は夢にも思いませんでした。まさに感無量です。
また、以前お越し頂いた方はご記憶にあるでしょう。当オーケストラで2回続けてコンサートミストレス(ファーストバイオリン中のトップ女性奏者)を務めた村上彩氏が、この大曲を華麗に奏でます。ひときわ栄える彼女とソロバイオリンの音色、そして素晴らしい技巧をお楽しみ下さい。練習中には聞き惚れて自分が弾くのを忘れるほどでした(苦笑)から、「これぞバイオリン!」と自信を持ってお勧め致します。
また中村は今回、初めて全曲ファーストバイオリンを務めます。緊張と重圧の中で、そしてあごに出来たバイオリン胼胝(たこ)から血を流しながら((> <)笑!)頑張ります。ご家族ご友人をお誘い合わせの上、皆様のご来場をお待ちしております。
会場で私や当院のスタッフ達を見かけたら、お気軽にお声がけ下さいませ。また、後日には当院のブログに日記を書きたいと思いますので、そちらもご覧頂ければ幸いです。
クラッシック音楽は、漫画や映画の「のだめ」で大変身近になりました。実際には聞いた事がない方も、お好きな方も、フルオーケストラで夏の午後を楽しくお過し頂ければ幸いです。
プリモパッソオーケストラサイト
http://www.geocities.jp/pp_orche/index.html
こども文化会館(エンゼルハウス)アクセス
http://www.eonet.ne.jp/~angel-house/E4.htm
画像は前回演奏会のリハーサル風景です。