日々の診療の様子をお伝えします
皆様 あけましておめでとうございます。
先生、たまにブログ見てます。
と言われて、たまに書きます。
本来筆無精ではないですが、
(ひところはフリーブロガーだったりした)
とにかく今はこまめに書く時間が無いのです。
Face Bookにたまに書きますので、そっちをご覧頂いても結構です。
さて新たな1年が始まりました。
今年の予定、希望、抱負。
来院される皆様方が、より幸福を実感して頂けるよう、
当院所属鍼灸師達は、今年も頑張ります。
私は、お正月カルテを整理しつつ、
「自然妊娠、人工授精における妊娠率」
を出すべく、徹夜でカルテと格闘しておりました。
とりあえず上記方法でご懐妊に至った77人のカルテを抽出し
(これだけで結構大変!)
そしてその方々の鍼灸初診以前の不妊期間と、
来院から妊娠に至る期間を比較。
はい、明らかに、顕著に短縮しています。
とまぁ、そういう話は来院された方にご説明する事にしましょう。
で、今年はといえば、
千葉県鍼灸師会、北海道鍼灸師会に呼ばれました。
後者は厚生労働省後援の学術講習会です。
名誉な事です。
次に岐阜県に呼ばれました。
これは日本鍼灸師会全国大会での講演です。
これまた大変名誉な事です。
どれもお受けするか迷ったのですが、
北海道では講演の前夜、美味しいものが食べられる、、、
などという釣り文句に惹かれてしまいました。
なぜなら3年前の北海道は自由時間に土砂降りで、
何も食べられなかったから、、、。
ということで、今年はまた行脚します。
まっとうな不妊鍼灸の普及と啓発の為に!!
おっと、その前に今月12日は不妊鍼灸ネットワークの研修会。
お正月に徹夜して出したデータと醍醐渡辺クリニックの渡邊先生に提出したデータの両方を資料に、当院の不妊鍼灸の高い妊娠率の秘密を講義します。
全国から集まる、不妊に特に力を注ぐ沢山の先生を前に、どんな講義が展開されるやら、、、乞うご期待。
当院の治療は、密室治療ではありません。
不妊鍼灸の専門家達に全て供し、そして彼らからも影響を受け、
最高の仲間達と日本一の不妊鍼灸を目指しています。
仕事おさめ。
本日で年内の診療を終了しました。
明日からの4日間、年内に治療したカルテに目を通し、これだけでどれくらい時間がかかることやら、、、)。
そしていろんな疾患について何かしらの傾向があればデータを取ろうと思う。
今、一番ストレスは仕事をする(データ収集と分析)時間、
バイオリンを弾く時間が絶対的に不足している事。
1月12日は京都で研修会があるし、スライドも作らないと!
こんな忙しい正月は初めてだ。
6月にブラームス弾きたい〜。時間無さ過ぎ。泣
みなさん、良いお正月をお迎え下さいませ〜。
そして来年も宜しくお願いします。
当院の鍼灸師は皆、来院される皆様がいかに早く治られるか、妊娠されるか、そういった事を第一に治療にあたっています。
皆様がその目的を達せられる事が、
その方の人生のその瞬間に一番良い事だと思うからです。
しかし病というのは、体だけの問題ではありません。
病と闘う心。
病と共存する心。
病から得られる気付き。
他にも、いろんな事が心に変化をもたらします。
そういう時に、私たちは、その方の心がどうあるべきか、
そういったことも提案できればいいなと思います。
ですが日常の中でそれを行うには、時間などのゆとりが不足しています。
そんな中、1人の医師とお話しする機会を得る事が出来ました。
六角田中医院の田中実先生です。
ある日、先生のクリニックを訪ね、先生と2時間以上にわたり、
本当にゆっくりとお話しさせて頂きました。
先生は、今の医療に不足しているのは哲学だと仰ります。
それは私の胸を刺す刃でした。
確かに、、、早く治って頂く為に、早く妊娠して頂く為に、
その事ばかりを考え、皆様の心に寄り添うことが、
なかなか出来ていなかったと自戒せざるを得ませんでした。
先生は西洋医学の枠を越え、その人の心のありかたを見直し、
体の病と心の重荷を、両方共軽くしていこうとされています。
その為には、様々な有効な方法を取り入れられています。
これは、見倣わなければならない大切な事です。
いや、本来、医療はそうあるべきでしょう。
その後、少しでも皆様と会話できる時間が多くなるように、
努めていきたいと考えます。
もっともっと書きたい事もありますが、
いずれその日が来るような気がします。