日々の診療の様子をお伝えします
H27,5,22〜24の間、全日本鍼灸学会に参加して来ました。
まずシンポジウムで、不妊鍼灸について開業鍼灸師の立場からお話しさせて頂きました。1500人以上が集まる大きな学会で、シンポジストを務めさせて頂くのは、開業鍼灸師としては大変光栄なことで、身が引き締まる思いです。今後も、不妊で悩む方々が一人でも多く喜んで頂けるように頑張りたいと思います。
<プログラム>
http://taikai.jsam.jp/programs.html#second
今回はIVFなんば、IVF大阪などを統括する森本義晴先生とのシンポジウムでしたが、シンポジウムの前後、3、4時間にわたり歓談させて頂き、昨今の不妊医療の最先端のお話を伺う事ができたのは、大変大きな収穫となりました。また細胞生物学のお話をも、興味深く拝聴しました。
(写真は、左から鈴木裕明座長(明生鍼灸院院長)、森本先生、私ー懇親会にて)
また京大の福原俊一先生
http://www.healthcare-epikyoto-u.jp/faculty/
の臨床研究のワークショップセミナーに参加しました。これは事前講義を4時間視聴し、またクエスチョンカードを提出しなければ出席出来ないというハードルが高いものですが、内容は非常に分かりやすいのに高度なものです。臨床研究は、簡単なようで、しかしきちんとやろうと思えば非常に難しい、ということです。
(写真は、福原先生のツーショット)
もう一枚の写真は、シンポジウム前の打ち合せ。
向かって右から、三瓶真一大会事務局長、田口玲奈明治国際医療大学講師、木津正義明生鍼灸院副院長、鈴木裕明明生鍼灸院院長(座長)、森本義晴IVF JAPAN CEO、矢野忠明治国際医療大学特認教授(座長)、中村不妊鍼灸ネットワーク会長(私)です。
他にも沢山の学習をさせて頂き、大変実りのある学会となりました。
追記 この日は、娘2人が私の誕生日にくれたネクタイを着用。
今春退職したNさんが帰郷し、ちょっと用事で戻ってきてくれました。
その際に、親御さんから言付けられたのが
三重県「ふるさと味工房 アグリ」のハムやソーセージ。
いやはやこれ美味しいのなんのって。
普通の市販品が完全にかすみます。
なんというか、食べていて肉の素性がわかるほど、
シンプルな作りになっています。
以前、一度頂いた事もあり、今回は2回目。
「中村先生、これは家族全員からです」
と言われたのが嬉しい!!
次の学会で、
5月24日(日)9:00〜12:00(小会議室2・3)
臨床研究ステップアップワークショップセミナー
第4回 臨床研究の道標(みちしるべ)‐研究デザイン7つのステップ-
演者:
福原 俊一
(京都大学大学院 医学研究科 社会医学系専攻 医療疫学分野 教授)
福間 信吾
(京都大学医学部附属病院 臨床研究総合センター 技術補佐員)
を受講します。
「臨床研究に道標」という福原先生の著書を読んでいるのだが、より深く理解するため。
ところがこれを受講するにあたり、インターネットで4時間の事前講義を受ける必要がある。いや、なんと素晴らしい。
これだけで福島までの旅費と学会の参加費と、ぜ〜んぶチャラになった気分。
ありがたやありがたや〜。