No.5150の記事

着床率の算出開始

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データ抽出のための作業開始!
不妊患者さん約五百人分のカルテから、胚移植時の治療方法の違いによる着床率の変化を算出する。
今回、特に重要なのは、免疫寛容が星状神経節へのレーザー照射で起こっているかを検証すること。更に検証しなければならないのは、受精卵の異常をも寛容してしまうと流産率が上昇するはずで、一般的なNまたはFBlastETでGS確認後の流産率の算出は、とても重要な意味を持つ。
今日、明日と一心不乱に分析します!
免疫の学習もまだまだこれからだが、着実に歩を進めるべし!全ては患者さんのために。そして、私の講義を聞きに来てくださる先生方のところに通院される患者さんが、実際のデータに基づく確かな治療効果を得て頂きたい。脈診や経絡治療とやらの主観的治療に終始している方から、そういうデータが全く出てこない。まずは自院の分析から始めないと、患者に言う言葉は全て偽りである。私たち不妊鍼灸ネットワークでは、何人もの会員がこうして日夜努力して、真に効果がある治療法を検証している。これが真剣に患者に向き合うことであり、患者の前だけ良い顔をすることではない。
時折、HPであり得ないような馬鹿げた数字を挙げている院を見かける。高校1年程度の数学が出来たら、それがいかに馬鹿げた数字か、すぐにばれてしまうのに。しかしそれが真実なら、データの出し方、詳細な結果などを公の場で言ってみて欲しい。しかしそういう馬鹿げた数字に患者さんは吸い寄せられて行く。いと嘆かわしや。