No.5114の記事

不妊症例報告

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昨日は、不妊鍼灸ネットワーク研修会(平成27年度第1回 通算第10回)が名古屋でありました。

そこで当院に通院中の方の症例報告を行いました。

同じ誘発方法で20回採卵した方の、胚盤胞到達率の変化と、染色体異常率の変化が、鍼灸の治療とどのような関連があるかを、細胞生物学的な理論根拠と仮定を基に解説しました。2年間で、両方のデータが明らかに好転しており、不妊に悩む方に的確な治療を行う事の重要性を示唆しました。

また、男性不妊の治療についても、卵質の向上と根源的には似ている部分がある事を、細胞生物学的な観点からお話ししました。