診療日記

祝杯!

本日、不妊症で通院中の方が、またお一人ご懐妊されました。

昔は、ご懐妊になると、晩ご飯で1人ビールで祝杯をあげるのですが、
最近は、忙し過ぎて疲労防止のためにあまり飲みません。

が、明日は休みだし。

飲むぞっ!

Fさん、おめでとうございます!

このまま安定しますように!

かんぱ〜いっ!

ぐびぐび。うまいっ!

ちなみにビールは、産婦人科のちば先生から頂いたヱビスビールです!

「のだめ」と「モーツァルト」と「年末のお知らせ」

おととい、昨日と夜に「のだめカンタービレ」が2夜連続でテレビでやっていました。

のだめがモーツァルトのピアノソナタの解釈で苦しむ場面がありました。
モーツァルトって、正しいリズムを刻みながら不規則な音符の配列が出てくるので、戸惑います。

例えば、三連符と四分音符の連続で、三連符の頭だけ休符に変わったり。
弾く方は、一瞬戸惑いながら、そこでしっかりと溜めて、飛び出さないように気をつけなければなりません。
でもそれが上手く揃うと、心地よいテンポに変わるのですね。
そういった規則の中の不規則性が、モーツァルトが音楽療法に適していると言われる所以かも知れません。

ドラマの中で、チャイコフスキーのバイオリン協奏曲が出てきます。
前にも書きましたが、私が生まれて初めてお小遣いで買ったレコードの曲目です。

ドラマを見ながら、高1の長男が、
「お父さん、これのCDある?あったら貸して。」
と言ってくれたのは、とても嬉しい事でした。

またドラマの中でブラームスの交響曲第1番が出てきました。
私は何故かブラームスにはなじみがあまり無くて、
CDを持っていません。

なので、今日はブラ1(上記を略してこう言う)のCDを買いに。
それと、3月の演奏会でアンコールになるかもしれない曲のCDも。
付いて来た中2の娘には、「ゆず」のベストを買ってやりました。

さて、今年もあと10日。

頑張って行きましょう!

年末は、30日の12時で終了します。

風邪、咳止めに鍼灸

今日、久々にお越しになった方。
バイオリンがご趣味で、オーケストラにも入っておられます。

風邪を引いて、体中が痛い、微熱が続く、という状態で来院。

この方は、風邪をこじらすと鍼を受けられます。

治療開始の時には、咳がひどくて鍼が出来ないくらいでした。
とりあえず急場しのぎにのど飴を口に含んでもらいました。

そこで、続いて咳止めの鍼。
咳には、太陰肺経の郄穴(げっけつ)である孔最に鍼をしますが、
咳がひどい時には、この鍼をいくら入れても痛くないのですね、不思議!
なので、少し痛みを感じるまで、ちょこちょこと上下させます。
そして、痛みを感じたらそのまましばらく置いておきます。

するとあら不思議。

咳が収まってくるのです。

あと、いくつかのツボに鍼や温灸をしたりします。
そして、十数分後にうつぶせになりましたが、
そのころにはのど飴も無くなっていましたが、
咳は収まったまま。

その後、約1時間、咳は止まったままでした。

帰りには、胸と背中に温灸を張ったまま帰って頂きました。
これは3、4時間、ぽかぽかと暖まります。

すごく気持ちいいです。

風邪に鍼灸って、意外と知られていませんが、
結構効くんですよ。