日々の診療の様子をお伝えします
以前、不妊鍼灸ネットワークで講演をしていただいた河合蘭氏の著書
「出生前診断」
が、この度、科学ジャーナリスト賞2016を受賞された。
並み居る報道機関のジャーナリストたちにまじって、これを受賞されたのは、氏の熱意と、生殖医療への関心の高さを示していると思います。
本当に言葉を選びながら真実に肉薄していこうとする姿勢が、
審査員達の心を打ったのでしょう。
心より、お祝い申し上げます。
(写真は昨年、その本を出版された後、講演を依頼した時のもの)
キラー、サプレッサー、ヘルパーというのは知っていたが、
レギュラトリーというカテゴリーに属するT細胞もあると知った。
Regulatory T Cell、制御性T細胞。
なんとすごい存在なのだろう。
まさに目からウロコ。
ちょっと免疫の概念が変わった気がする。
それに関する面白い論文を見つけた。
妊娠が成立するときに、どうして胎児という異物を子宮が引き受けるのか。
そのメカニズムが、この制御性T細胞と関連しているらしい。
来院の皆様には、その時々の必要に応じてご説明しますね。
夢をかなえるのに、時として邪魔をするものがある。
それが体の問題ならとても切ない。
今、二十代男子2人、女子1人が、
みんな夢をかなえるために、同じ病気と闘っている。
それぞれの夢、この病気が治れば実現が手の届くところに近づく。
それぞれの夢に向って、とてもひたむき。
夢を追いかけられるのは、若者の特権だ。
是非とも叶えて欲しい。
その女子が約束をしてくれた。
もし夢がかなったら、、、、その時は、、、、
君の輝く姿を見られる日が来ることを、心から願います。