日々の診療の様子をお伝えします
初代会長を仰せつかった「不妊鍼灸ネットワーク」ですが、
5月13日に当針療所にて、第1回研修会が開催されます。
北海道の浜口健介先生
宮城県の阿部千代人先生
福島県の三瓶真一先生
東京都の徐大兼先生
愛知県の鈴木裕明先生と木津正義先生
山口県の篠田純子先生
鹿児島県の柿内孝弘先生
このそうそうたる顔ぶれ!!
もうあり得へん!って感じでしょうか。
参加したい人が殺到するような企画です。
共通目的は「治療の精度を高める事」に尽きます。
中村は第1講義として、模擬患者さん(当院田邊美晴先生)への問診とムンテラ。その後、模擬患者さん(草津栗東鍼灸院院長露木藍先生)への治療の実際。
全てを供覧します。
そして様々な先生のご意見をも頂戴し、精度を高めます。
第2講は、三瓶真一先生の講義。
第3講は、徐大兼先生の講義。
もうすごい内容になることは間違いないでしょう。
今からどんな質問が飛び出すやら、どんな講義が聴けるやら、
この日が待ち遠しく感じられます。
ネットワークについては、当院サイトバナーからどうぞ。
1回だけスピンを失敗したけど、すごくよかった。
あの曲「こうもり」は前に演奏した曲なので、
個人的にすごく思い入れもあったし、
楽しませて頂きました。
いつもは浅田選手と村上選手を見上げていたかも知れないけど、
今日は、堂々日本人として首位の銅メダル。
よかったよかった。
ちなみにこうもり全曲はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=NXV0LdEo9bM
昨日第1回目の不妊鍼灸ネットワークとして初のミーティングを、東京のアキュラ鍼灸院で行いました。
昨年北海道での全国集会の折りに、私たち3人が一同に会し、不妊鍼灸という名前で行われている鍼灸が玉石混淆の現在、患者さんが良い鍼灸院を選ぶことが困難になりつつあるという共通認識が生まれました。
そこで、日鍼会の全国大会などで、全国レベルの不妊治療の講演を行ったのが、私たち3人だけであるという事をふまえて、私たちがその策定をしていこうという結論になりました。
その後、スカイプでの会議、そして昨日3月11日に東京に集まり、5時間にわたり学術講習会を開きました。この講習会は、通常の不妊治療の講習会とは全く異なり、産婦人科領域の医師国試レベルを、また不妊鍼灸のセオリーを理解しているものとして、その上に乗せる高度な学と術を、3人が披露し合うと言うかつてあり得ない高度な内容であったと考えています。5時間の研修終了後は、ヘトヘトになりながらもネットワークの活動計画を話し合いました。追ってそれも公開して行く事になろうと考えています。
ここで不肖私中村が、当ネットワークの初代会長に就任致しました。三瓶先生、徐先生と共に、患者様の目線に立ったネットワークづくりを目指して参りたいと思います。
また、最後は渋谷を出たのが8時半、京都への新幹線の最終便が発車する4分前に東京駅に着いたにも関わらず、三瓶先生は、「中村ぁ!待てよぉ〜!」と言いながら、走り出す私のカバンを引っ張ります。
「しゃれにならんしやめろぉ〜!」
と叫びながら手を振り別れました。
新幹線ではもちろん爆睡。品川さえも覚えていません。苦笑
米国の国立衛生研究所(NIH)の機関である国立相補代替医療センター(NCCAM)や世界保健機関(WHO)が、鍼灸は不妊に有効であるとの結論を導いており、それが正しい形で日本中に普及し、そして患者様がより良い医療を受けられるように、それが私たちの願いです。