日々の診療の様子をお伝えします
仕事おさめ。
本日で年内の診療を終了しました。
明日からの4日間、年内に治療したカルテに目を通し、これだけでどれくらい時間がかかることやら、、、)。
そしていろんな疾患について何かしらの傾向があればデータを取ろうと思う。
今、一番ストレスは仕事をする(データ収集と分析)時間、
バイオリンを弾く時間が絶対的に不足している事。
1月12日は京都で研修会があるし、スライドも作らないと!
こんな忙しい正月は初めてだ。
6月にブラームス弾きたい〜。時間無さ過ぎ。泣
みなさん、良いお正月をお迎え下さいませ〜。
そして来年も宜しくお願いします。
当院の鍼灸師は皆、来院される皆様がいかに早く治られるか、妊娠されるか、そういった事を第一に治療にあたっています。
皆様がその目的を達せられる事が、
その方の人生のその瞬間に一番良い事だと思うからです。
しかし病というのは、体だけの問題ではありません。
病と闘う心。
病と共存する心。
病から得られる気付き。
他にも、いろんな事が心に変化をもたらします。
そういう時に、私たちは、その方の心がどうあるべきか、
そういったことも提案できればいいなと思います。
ですが日常の中でそれを行うには、時間などのゆとりが不足しています。
そんな中、1人の医師とお話しする機会を得る事が出来ました。
六角田中医院の田中実先生です。
ある日、先生のクリニックを訪ね、先生と2時間以上にわたり、
本当にゆっくりとお話しさせて頂きました。
先生は、今の医療に不足しているのは哲学だと仰ります。
それは私の胸を刺す刃でした。
確かに、、、早く治って頂く為に、早く妊娠して頂く為に、
その事ばかりを考え、皆様の心に寄り添うことが、
なかなか出来ていなかったと自戒せざるを得ませんでした。
先生は西洋医学の枠を越え、その人の心のありかたを見直し、
体の病と心の重荷を、両方共軽くしていこうとされています。
その為には、様々な有効な方法を取り入れられています。
これは、見倣わなければならない大切な事です。
いや、本来、医療はそうあるべきでしょう。
その後、少しでも皆様と会話できる時間が多くなるように、
努めていきたいと考えます。
もっともっと書きたい事もありますが、
いずれその日が来るような気がします。
平成25度 第3回研修会(1月12日・京都) 予告
日時:平成26年1月12日(日) 午前10時〜午後5時
場所:ウイングス京都 第5、6会議室
http://www.wings-kyoto.jp/
<内容>
プロローグ
1、なかむら第二針療所における妊娠率発表と手法
2、日本初、超音波による不妊治療での全症例報告(約20以上)と超音波実体験
3、同時期複数個採卵し、先行移植で妊娠できず、続く移植で妊娠率が有意に上昇したパイオネクス貼付の5症例報告
4、私たちが利用するデータが、先達のいかに壮絶な研究努力の結果であるか
本論
1なかむら第二針療所における様々な初診患者への対応
(1)生理不順または無月経患者
(2)タイミング段階の不妊患者
(3)人工授精段階の不妊患者
(4)体外準備段階の不妊患者
(5)体外反復不成功の不妊患者
お昼休憩
(6)胚移植準備の患者
(7)習慣性流産患者の流産予防(以上7つのうちいくつか)
2 長期通院患者にまつわるお話
(1)三瓶鍼療院より
(2)アキュラ鍼灸院より
(3)明生鍼灸院より
(4)質疑応答またはグループディスカッション
終了予定4時半頃