日々の診療の様子をお伝えします
第6回日本鍼灸師会全国大会にて、不妊症の講義をさせて頂きました。
画期的な試みとして、最新の婦人科の知見を交えて、講義をした事。そして、症例報告は、前日のアンケートを基に選ばれたものを発表するということ。
特に後者は、前代未聞の試みです。
症例100例のうち、どれが選ばれるか分からない。
多数の症例報告を作成しておかねばなりません。
おかげで、先週はずっと半分徹夜でした。
いや、尻に火がつかないとできない性格だと痛感。
前夜は、発表仲間とホテル缶詰で深夜まで打ち合わせ。
部屋に帰っても、目が冴えて寝られません。
2時に、群馬の先生と福島の先生にメール。
「起きてたらラーメン食べに行かない?」
すると群馬の先生が
「行きます。」
2人コッソリ抜け出して、タクシー飛ばして天下一品へ。
前にいた篠田先生も、実は同じホテルに泊まっていたのですが、
翌日、それを聞いて、
「なんで私にも言ってくれなかったんですか?」
とお怒りのご様子。
いや、丑三つ時に未婚女性を連れ出すなんて、
私たちはそんな不良なおじさんではございませんよ。
というわけで、当日はとんでもない人数が来聴下さって、写真のように超満員。
ボルテージは上がりぱなしで、計170分を突っ走りました。
写真3枚目は右から、
福島県鍼灸師会学術部長共同演者の三瓶真一先生
群馬県鍼灸師会副会長座長の秋森徹二先生
当院を3月末で退職、現在開業準備中の篠田純子先生
そして私。
ちなみに講演の3人は、さんちゃん、てっちゃん、なかむらちゃんと言い合えるマブダチです。そして、私たちは常に不妊症に関する意見交換を常にし合っている仲間なのです。彼らから有用なサジェスチョンを得る事が多く、互いに切磋琢磨しています。
先日も、当院で治療中の方が群馬県に転居される事になり、それならとてっちゃんのところを紹介しました。そしてめでたくご懐妊。
本当に安心して連携を行える仲間です。
そして、、、そっと言いますと、、、オープニングのBGMは、私の所属しているオーケストラの演奏で、私もバイオリンを弾いています。
曲目は「中央アジアの草原にて(ボロディン)」。
この曲は、東洋と西洋の融合を現すのです。東洋的な旋律と西洋的な旋律が交互に現れ、そして最後には渾然一体となりクライマックスを迎える、という曲でして、今回のテーマにぴったり、という趣向でした。
お楽しみ頂けたかな?というより、ほとんど理解されていないと思います。苦笑。