日々の診療の様子をお伝えします
来月岐阜県で講演をします。
お題は婦人科です。
昨日、岐阜の会長小椋先生から詳細のメールが送られてきました。
http://gifu.harikyu.or.jp/pg33.html
6月26日(日)は、一日全部私の講演だそうで、多分喉が嗄れるでしょう。昔、明治鍼灸大学(現 明治国際医療大学)の支部会で4時間だったかぶっ通しで話した後は、声が出ませんでしたから、、、。
で、25日(土)の夕方から現地の先生方と交歓会があります。
従業員全員が出かけますので、その日は診療は午前で終わります。
ちなみに、そのひと月後、7月31日(日)愛媛県で講演があります。そのお題は、婦人科と耳鼻科。
その他にも京都で2回。
お題は自律神経疾患です。
中でも過敏性腸症候群(IBS)と起立性調節障害(OD)を取り上げようと思っています。
今年も、当院の成果を発表して行きたいと思います。
平成23年度が始まりました。
今年度は、私が所属する(社)京都府鍼灸師会が公益法人の認定を取得するための大変な作業が峠を越える年です。しかし、私はな〜んにも協力できていません。
ですが、新年度が始まり、新たな研修制度を策定するにあたり、今度は公益を主眼とした開かれた研修制度を策定せねばなりません。その作業は、学術部長である私の役目です。
計32個の講義を5日に振り分けて、会場の手配、講師の手配、企画書の提出、申込書類の作成、などで毎年の事ながらこの季節は頭がおかしくなりそうです。
それも少し先が見えて来て、ほっと一息。
とは言っても、もっとも大きな講演会の事が何も決まってない。
うわーどうしよう!!??
泣、、、。
皆様 明けまして おめでとうございます
鍼灸師になって26年、開業して21年が経ちました。
振り返ると本当にいろいろな事が思い出されます。
元旦の今日、沢山届いた年賀状を見せて頂き、今は来院されていない方々の近況を拝見して、目を細めているところです。
昨年は、2回のオーケストラ出演を果たしました。これは念願の夢でした。数年前までそういう舞台に自分が立つなどと夢のまた夢でした。数年前、仕事が忙しくなり過ぎて、昼食抜きが週に2、3回。体重が20キロ落ちました。仕事は好きで苦にならないのですが、このままでは健康を害すると、気持ちと体に潤いを与えるべく始めたバイオリン。それが今や、このように夢の結実となろうとは思いもよりませんでした。
昨年1年間では、私や当院の先生方が治療させて頂いた患者さんは、のべ約6000人になりました。新規に来院された方は300名以上になります。本当に多くの方にお越し頂きうれしく思います。
年末にうれしかった事は、45歳の不妊症の方がご懐妊され、心音確認まで到達した事。是非とも安定して出産まで頑張って欲しいと心より願います。
また数人の耳疾患の方が次々と治って行かれた事。遷延化した突発性難聴の耳鳴りや聴力低下、ラムゼイハント症候群による顔面神経麻痺や聴力低下、他に何人かの方が一気に快方に向かい、年内で治療を終了しました。耳鼻科では手の施し用が無いと言われている方々の方々のご快癒は心よりうれしいものです。
ある学生君。治療最後の日に、
「先生、いろいろワガママ言ってきたけど、ここまで本当にありがとうございました。」
とぼそっと言われた時には、涙が出そうになるのをこらえました。
あと過敏性腸症候群の方々も沢山治って頂きました。ずっと下痢が続いて、日常生活が奪われてしまう。そんな方に健やかな生活を取り戻して欲しいと願っています。
今年はどんな年になるのでしょう。
患者さんに一所懸命になり、そして治癒へと導くこの感動は、患者さんのみならず私たちにとっても何物にも代えられない喜びであり、それはまぎれも無く互いの心を豊かにしてくれるものであると確信しています。
そうして育まれていく心のふれあいが、私たちの原動力です。皆様の健やかな明日のために、従業員一同、研鑽を重ねて参ります。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。