鍼灸のこと、いろいろな病気のこと、院内の出来事などを綴ります(^^)(担当 分院長 洲脇)
こんにちは。湯浅です。
当院にお越しになる患者様の来院理由は様々です。
なかには、色々と病院にいってみたけれど原因がわからない、と言われたといって来られる場合もあります。
例えば、『梅核気』の患者様。
聞きなれない言葉ですが、喉に何か詰まった様な感じがして耳鼻咽頭科や神経、内科などを受診しても何も異常は証明されない、というものです。
このように西洋医学的には原因不明でも東洋医学では『梅核気』として大昔から病気として認められてきたのですよ。
原因としては不満やストレスと言われていますが、ご自身はストレスを感じでおられないケースも多く、まさに原因不明といえそうです。
その様な場合でも、その原因なり結果なりが自律神経のバランスの乱れという所にあるならば、鍼灸治療が有効です。
その様に、自律神経の乱れによって起こると考えられる症状の治療に加えてお伝えしているのが《呼吸法》です。
簡単に言うと〔全身の力を抜いて、吸う1に対して吐く2〕なのですが、これを効果的にやろうと思うとなかなか難しい…
ですが、この様な治療においても大切な事は、やはりいつはか治療に頼らずに自力で整えていく事です。
自律神経のバランスの乱れというのは、やはり 日常生活の延長線上に起こるものですので…
その為にも簡単なセルフケアを効率的にできる方法をお伝えしていきたいと思います。