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大阪の無資格者施術による患者様の死亡について

晴れ

過日、鍼灸院において、鍼治療によって患者が死亡したというニュースが流れました。

まずはその被害に遭われた方に心よりお悔やみを申し上げる次第です。

しかし、その後本会(社団法人日本鍼灸師会及び社団法人京都府鍼灸師会)及び大阪府鍼灸師会が調査した所、その事故を起こした者は、これら鍼灸師会には属していない事が判明しました。

さらに、この者は鍼灸師ではないことが判明致しました。

つまり無資格者による行為であったわけですが、上記団体は、当該事故が「鍼灸師によるものではない」事実を、警察に対して公表するように要請して参りました。

結果、警察はこの事故が

「柔道整復師による、鍼灸の無資格治療である」

事を公表しました。

柔道整復師(接骨院や整骨院)は、鍼灸師とはまったく異なる資格です。どうか混同されませんようにお願い致します。

また、上記師会は会員に対して、施術所内に免許を掲示するように指導されております。皆様が、様々な所で鍼灸を受けられる際は、必ず有資格者である事を確認されますよう、お勧め致します。