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医療に哲学を

当院の鍼灸師は皆、来院される皆様がいかに早く治られるか、妊娠されるか、そういった事を第一に治療にあたっています。

皆様がその目的を達せられる事が、
その方の人生のその瞬間に一番良い事だと思うからです。

しかし病というのは、体だけの問題ではありません。

病と闘う心。

病と共存する心。

病から得られる気付き。

他にも、いろんな事が心に変化をもたらします。

そういう時に、私たちは、その方の心がどうあるべきか、
そういったことも提案できればいいなと思います。
ですが日常の中でそれを行うには、時間などのゆとりが不足しています。

そんな中、1人の医師とお話しする機会を得る事が出来ました。
六角田中医院の田中実先生です。

ある日、先生のクリニックを訪ね、先生と2時間以上にわたり、
本当にゆっくりとお話しさせて頂きました。

先生は、今の医療に不足しているのは哲学だと仰ります。

それは私の胸を刺す刃でした。

確かに、、、早く治って頂く為に、早く妊娠して頂く為に、
その事ばかりを考え、皆様の心に寄り添うことが、
なかなか出来ていなかったと自戒せざるを得ませんでした。

先生は西洋医学の枠を越え、その人の心のありかたを見直し、
体の病と心の重荷を、両方共軽くしていこうとされています。
その為には、様々な有効な方法を取り入れられています。

これは、見倣わなければならない大切な事です。
いや、本来、医療はそうあるべきでしょう。

その後、少しでも皆様と会話できる時間が多くなるように、
努めていきたいと考えます。

もっともっと書きたい事もありますが、
いずれその日が来るような気がします。