2018年5月

周囲の反応が気になります。

こんにちは。森田です。

周囲の人の気になる態度が、自分が原因ではないかと不安に感じた経験はあるでしょうか?

ちなみに私は、通り過ぎる人に高確率で舌打ちをされる気がしていた時期があります。
「邪魔だったかな?」などと気にしていましたが、今なら9割方気のせいだと思えます。
1割は…本当にそうだったとしてもどうしようもないので諦めることにしました。


過敏性腸症候群の患者様からお聞きする悩みの1つが、

「近くにいる人が鼻をすする、掻く、などの動作をすると、自分が原因ではないかと不安になる。」

というものです。

過敏性腸症候群には腸管の形態異常や消化液に反応するもの、強いストレスに反応するものなど様々なタイプがあり、下痢や便秘、ガスが増えるといった症状を引き起こします。
日本人の2割ほどがこの症状を持っていると言われています。

中には勝手にガスが漏れている感覚を持つ方もおり、先程の様なお悩みを口にされる方も少なくありません。

鍼治療中に「今ガスが出ている感覚があるのですが、臭いませんか?」と聞いて下さる方もいらっしゃいます。
その時は本当に臭いを感じなかった為、そのままをお伝えしたら驚いておられました。
そもそもガスが出ていなかった場合もあれば、実際にガスが出ていても臭わなかった、思っている以上には出ていなかった、なども考えられます。

患者様との対話で驚いたのは、こういった訴えに対して「幻覚」や「統合失調症」の診断が下され、精神科の扱いとなってしまうケースがあるという事です。

もちろん向精神薬で改善するケースもあるのでしょうが、そうでなかった場合、次はどの様な治療をすれば良いのか行き詰まりを強く感じることになるはずです。

そもそもの原因を辿れば、何かしらの理由で腸の動きが障害されていること、空気の呑み込み過ぎ、肛門を締める筋肉が弱くなっていることなどが考えられますので、それらの症状にも目を向けて取り組む必要があります。

症状と心理状態が絡み合っている為、どこに目を向けるかは様々な見解があると思います。

腸の動きを障害する何かしらの理由。
それがはっきりとしない事が多いからこそもどかしいのですが、ひとつひとつ患者様の状況を確認して、ともに改善の方向を模索していきたいと感じる出来事でした。

半年後

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こんにちは。湯浅です。

入職から1か月少々を経過した新人さん達、サポート技術はもちろん知識面の訓練も随分進んでいます。

とても入職直後とは思えない濃い内容を繰り返しの毎日。

新人さん達にとってとてもハードな1カ月だったと思いますが、この調子で進めば半年後には…



目標が明確であればそこに至るプロセスも明確になります。
そのプロセスの中で、決まり切った事は少しでも早くクリアした方が良いものですよね。


今の新人さんにとって第一優先はサポート業務がスムーズに行える事と、カルテ内容に関する基礎知識の把握と理解です。

次に続く代診や主担当に必要な技術と知識は早く習得するに越した事はありません。

あとは失敗しながらも愚直に練習と実践を繰り返すしか方法はないですよね。


練習用人形のシゲル君、今年も大活躍中。

新人さん達の半年後がとっても楽しみです^_^